copywriter-住職’s blog

copywriterをやっている住職のブログです。

三年以内のゴールという宿題

3年以内のゴール

f:id:copywriter-jyuusyoku:20170529202035j:plain

カルペ・デイェム

 

肉体面・健康面 
41歳の誕生日までに父のパーキンソン病による症状を緩和する治療法を学ぶ
41歳の誕生日までにショートスリーパーになって、自分の体調不良を改善する
41歳の誕生日までに全身の筋肉の緊張を柔らかくする、腰回りがフニャフニャになるようにする
41歳の誕生日までに総合格闘技の試合に出て、楽しめるようにする
41歳の誕生日までいマラソンが楽しめる様な軽い体にする57キロくらい

人間関係・感情面・恋愛面
41歳の誕生日までに家族の願望をもっと聞いて、それを実現させてあげる
41歳の誕生日までに在宅介護でも、自分のメンタリティーが落ち込まない様に
自分自身のケアを徹底することができる様になりたいです
41歳の誕生日までに、定期的に意見交換をするスカイプチームを作りたい
41歳の誕生日までに、一緒に暖かい家庭を作ってくれるパートナーを見つけたい
41歳の誕生日までに最初の子供が欲しい

ビジネス・お金
41歳の誕生日までに最初はレベルが低くても完璧主義にならず、セミナーなど教育ジビネスを始めたい
41歳の誕生日までに貯金を1000万円にする
41歳の誕生日までにビジネスの意見交換や映像や広告支援のできるチームを作りたい
41歳の誕生日までに海外に拠点を持ちたい
41歳の誕生日までにオーナービジネスを始めたい

誓約書
「僕はコミミュニケーションスキル、コミュニケーションの全ての責任を僕が持ってコミュニケーショ

ンスキルをマスターする事をここに誓います」

音声はこちらから↓

 

3つ目の宿題

1話目で学んだことを早速周りの人で誰でも良いから1人選んで。奥さんとか子供とか旦那
さんとか近所のおばさんとかお母さんとか。1人だけ選んで今回学んだ事を教える

 

仙人さん最後のビジネスモデル

東京で学んだこと

アウトプットの日です

今回東京に2泊3日で出かけて
7つのコミュニティーに触れる機会をいただきました
ASEANに日本人のビジネスチームを作りたいコミュニティー
日本で外国人の就労サポートをビジネスとして展開していくコミュニティー
治療を教育ビジネスとして展開していきたいコミュニティー
新しい仕事と生き方を模索するデザイナーのコミュニティー
歴史を学んで人生や日本の存在意義を確認するコミュニティー
仮想通貨やオーガニックなど新しいマーケットを取り入れるコミュニティー
日本の医療革命の中心となろうとする治療家のコミュニティー
美術評論家と彼の元に集う様々な分野のアーティストのコミュニティー
あ、8つでした

f:id:copywriter-jyuusyoku:20171029080441j:plain


他にも
マーケッターのコミュニティー
伝統産業の普及に尽力しているコミュニティー
学者のコミュニティー
技術者のコミュニテイー
など、短い滞在期間でみても、東京23区で準備されている
イベント、オファー、学習会そのものは沢山ありました。

 

音声はこちらからご視聴ください↓

どこでもマネジメントされているのは人間であり
そこに集う人の成長であり
共に生き合う社会の提案と外部との信頼関係をどうやって作るかという問題について
語り合われていました。

どこのコミュニティーにお伺いしても、
暖かく迎え入れてもらえました
そして、札幌から来ました!というと
よく来たね!って言ってくれました。
ゲストということで、多少ちやほやしてもらえました。

なんか、ちやほやされるのは良いものですね。
人の関心や、労りや、期待
そんな感情を受け取るのは、とても気分がいいです。

そんなコミュニティーという姿を外から眺めながら
自分の中に気づきがありました。

歓迎されないコミュニティーは居心地が悪く
歓迎されているコミュニティーは居心地が良い

これは当たり前と思われるでしょうけど
こう書いてみたらどうでしょうか

歓迎されていないと自分が思っているコミュニティーは居心地が悪く
歓迎されていると自分が思っているコミュニティーは居心地が良い

訪問される方にしても
たまたま短時間で、お互いのこともよく知らずに
わざわざ価値を感じて来てくれた
ということだけで、
そのコミュニテイーは全肯定されています
その肯定感がお互いの居心地の良さを作り上げます

また訪問する方では
自分の知りたいこと、学びたいこと
共有したいこと、実践している人たちへのリスペクトから
自然と自分の様々な思いや鬱屈が伸びやかに引き出されていく感情に浸ります

それは旅という位置関係から生まれる感覚ですが
結局のところ、どちらもアイデンティティーがそのコミュニティーの居心地の良さを決定している
ということです。

自分が歓迎されていると思っていない、もしくは思えないのは、
関係性がうまくいっていない、つまりコミュニケーション不足が原因です
そしてそのコミュニケーション不足を生み出しているのは、自分自身のアイデンティティ
つまり、自分の自分自身に対するコミュニケーション不足です。

居心地の居場所、悪い居場所があるのではなく
居心地の良い場所か悪い場所かは自分が決定しています
歓迎されていると思えるかどうかです
相手の期待に応えようとし続けられる「関係機関」が働き続けるかどうかです。

それだけ私たちは、日常的にミスコミュニケーションをし続けているということです。

ですから、それぞれのコミュニティーが目指しているものも
外の世界とのコミュニケーションをどうやって構築できるか

コミュニティーそのものが、そんな旅を続けています

コミュニケーションには3つのパーツがあるといいます
発信者、受信者、そして情報そのもの
これら3つのパーツをどんどん摩擦を減らして
クォリティーを高めていくことで、コミュニケーションが進化していくという考えです。

運営の意義を明らかにして、そのメッセージを発信し、
どんな人に受け取ってもらえるかを考えながら受信者を受け入れる準備を整え、
情報そのものを多様化させていく

世界を自分の歓迎されているコミュニティーに変えていく拡張
それがコミュニケーションのモチベーションなんだなと
今回気づきがありました

歓迎されていないという居心地の悪さそのものが
ミスコミュニケーションから生まれているとしたら?
それは自分からコミュニティーに入っていかないアイデンティティーであり、
居心地の悪さを自分で作っているということになります。

無意識にやっているコミュニケーションが
知らず識らずにアイデンティティーを形成し
そして居心地の良さと悪さを、勝手に自分で生産している

そう気づくと、
自分のコミュニケーションを無意識のままに行わずに
しっかり見届けてあげようという責任感が育つのではないでしょうか

そしてそれが教育者の第一歩であり
コミュニティー運営の動機にして
最終目的であるもののように思います。

最終的に、我々はコミュニケーションを自ら規定し
その中で生きて行くものであるからこそ
教育とは最強のスキルなのかもしれません。

今日もお読みいただきありがとうございます

 

仙人さん最後のビジネスモデル

第1話そして悩み

今日は私の悩みを書きます

f:id:copywriter-jyuusyoku:20171027083049j:plain

自立

x-buddha第1話を学ぶことで
感じている疑問点や悩みについてシェアします。

私のようなちっぽけな存在の、ちっぽけな悩みでも
書きだしてさらけ出すことで
誰かの気づきを促したり
悩みを軽減したり、気分転換になったり
自分と向き合う勇気を与えられたら
その踏み台になれたらと思っています。

今日の悩みは
「僕なんかが教育者になれるんだろうか?」
という悩みです。

 

 
 
 

 

 

あなたは教育者と聞いて何を思い浮かべますか?
・いろいろなことを経験して、知っている
  
・頭がいい 

・社会貢献のビジョンがあり、信念がある 

・人のお手本になるような生き方をしている 

・お話しが上手 

・優しい 

・コミュニケーションが上手 

金八先生 

ヤンキー先生、あるいはGTO

・人から尊敬される背中


どれも無理です
ワイルドさもなければ、器の大きさもない
賢さもない。
そして何よりコミュニケーションが苦手です

「そもそもなんで教育者になりたいの?」
と聞かれても、
「教育者にならなければいけない気がする」
という答えが精一杯です


でも、そんな自分の頭の中でジリジリしている感情を掘り下げていくと
ふっと思いつくことがあるんです
教育者に憧れるというのは
「自分は嘘をついて地獄に落ちてもいい
と思えるくらいに相手に愛情を感じること」
なのかなと思います

「すべての人は愛されなければならない」

という人生の目的みたいなものが投げかけられている
それが
「教育者にならければいけない」

と僕の精神を苛み、胸を突き上げる
義務感とも勇気ともつかない感情の
正体なのかもしれません

教育者とはコミュニケーションマスターであり、
それ以上にコミュニケーション理解の限界を知る者である

そもそもコミュニケーションを理想視しすぎるのかな

コミュニケーションはミスの連続だと思えば
そのミスを埋めていくということにフォーカスして
上手にコミュニケーションしようと思わなくなる
かもしれませんね

うまく伝えようとするから結果に一喜一憂するんであって
伝わらないのが当たり前、分かり合えないのが当たり前
さてどう伝えよう
という考えです。

講義ではコミュニケーションには3つのパーツがあると言っていましt
一つにはメッセージを発する人 発信者
2つにはメッセージを受け取る人 受信者
そしてメッセージそのもの

これら3つの摩擦を減らしていき、
クオリティを上げていく
そういった努力をしながら
教育者になぜなりたいのか考えていきたいです。

仙人さん最後のビジネスモデル

f:id:copywriter-jyuusyoku:20171027083049j:plain

セールスレターにおける最強の証拠 あるいは ヌエバ・エスパーニャ

 

12個の秘密兵器

f:id:copywriter-jyuusyoku:20170607222619p:plain

証拠は、レターに散りばめられているセールスに必要なあらゆる要素にとっての
最大のレバレッジになる

証拠は、レターのあらゆる要素から、最初から最後まで常に感じ取れる重低音でなければならず、
ある一部の要素として存在していれば、それで済むものではない

証拠は、レター全体のどこを切り取っても金太郎飴のように常に立ち現れる、
一貫性のある味わいであり、常にその希少性を喚起させる信頼性あるサインでなければならない

証拠は、・・・・・
証拠は、・・・・・

壊れたラジオのように証拠という言葉が乱射リフレインされたのが、
この12この秘密兵器を特徴付ける証拠という概念です。

証拠という言葉で繰り返し喚起される考え方の大事さってなんだろう

正直に言うと、
初めて聞いた時には、あまりに当たり前すぎて
12個の秘密兵器って嘘っぽく聞こえました。

その後、自分で売れないセールスレターを何本か書いてみて、
結果がでないレターにはやはりこの12個の秘密兵器は欠けてました。

証拠=クロージングを成立させるために必要な蓄積
という考え方で捉えた時、
その証拠という言葉で象徴されている内容は、

なかなかに深いのです

多くのセールスレターには、クロージングを成立する合格点に達する前に
証拠不足なものが多いです

そんな、古今東西のセールスレターを分析し、売上の結果がでない切実な理由を劇的に改善させる
もっとも単純な提案が、この12個の秘密兵器だと気付かされました。

・境界内的均質化

もっとも希少性のあるもので、価値のある証拠とはなんでしょうか

これはとても深いテーマに入っていきます


「想像の共同体」おいてベネディクト・アンダーソンは、ナショナリズムの発生を南北アメリカアイデンティティーの成立のなかに見出しました。

南北アメリカは、植民地支配によってアイデンティティーが壊れた、もっとも早期的で端的な例といえます。

そこにはクリオーリョと呼ばれた人たちの置かれた
ユニークな立場があります

メキシコがヌエバ・エスパーニャ(イスパニア副王領)と呼ばれていた16世紀
アステカ王国スペイン帝国主義によって滅ぼされたばかりでした

立役者であるスペイン人征服者達はコンキスタドールと呼ばれ、
メキシコの直接支配者としての権力を行使する立場にありましたが

スペイン本国から見れば、彼らの支配力が植民地で増大することを懸念していました

そして、その懸念はコンキスタドールにも暗黙裡に伝わります
スペインから嫌われ、征服した土地の人々からも嫌われ、
居場所がないのです

彼らの権限をセーブするためにスペイン本国が差し向けたものが、啓蒙主義者達でした

反征服とインディオの人権の擁護という形で本国とキリスト教国への帰順を促すものとして
第3の価値を提示しました

そして、インディオ文明に対しては、法的未成年、もしくは未成熟という限定的アイデンティティーを与えて
直接の支配者であるコンキスタドールへの対抗勢力として組織しはじめます

植民地の直接の支配者であろうとする、コンキスタドールとその末裔であるクリオーリョ

そして、新大陸の富を彼らによって消費されまいとして牽制するスペイン本国

そして、第3勢力として育てられるインディオ


これらを単なる集団意識、や愛郷心で納得するには不安定な存在感がありました。

これらの帝国主義的思惑と、植民地統治機構、そして被征服者被差別者倫理との渦のなかに
空間的、社会的統合機能を追うことになったのが、ナショナリズムと呼ばれるアイデンティティーの確立方法です。

アンダーソンはは
「共同体が国民的に想像されるにしたがって、その周辺においやられるか、そこから排除されるかの脅威に直面した支配集団が、予防措置として採用する戦略」
という定義を与えています

これらの考察は、
相互規定性に関わるものを想起させます

ナショナリズムクリオーリョの不安定なアイデンティティーをその動機としており

啓蒙思想は、そのナショナリズムを帝国支配のイデオロギーと接続するために
必要に応じて登場する利用関係を取り持つ、参照体系として存在していました


・「世界と人間とを信頼できる 基準となるもの」

疎外を感じている人間にとって、もっとも希少性のあり価値のあるものとは、基準です

今、これから死んでいこうとしている人にとって価値あるものとは、思い出であったり、愛情であったり、感謝かもしれません
 
これから生きていこうとしている人にとってもそれは同様で、それは生きて行くために必要な自信を与えてくれる基準なのです。
 
コピーライターにとって、コピーライターというあり方を続けていける基準というものがあるとすれば、それは証拠の発見です

https://www.naturalsuccess.jp/XJrCopywriterSchool/enter/#FslA4T

今日もお読みいただきありがとうございます

 

「他人の成功に傷つき、自分の失敗に言い訳をする人」

 

f:id:copywriter-jyuusyoku:20170606221334j:plain

6月2日金曜日 コピーライティングへの質問

「他人の成功に傷つき、自分の失敗に言い訳をする人」

自立していないってどういうことでしょうか

f:id:copywriter-jyuusyoku:20170606220608j:plain

まず第一に

自分で自分を支えらない
つまり、自分で自分を信頼していないということですね

外からの影響で、自分の感情が混乱してしまい、判断や決断が乱れることです
他人の成功に傷つき、自分の失敗に言い訳をする人のことです


「何をやっても確信がもてない」

ビジネスにおける市場と
人生における自立って
似ています

どちらも、シビアな結果が出ます


経営を成り立たせているビジネスの常識や、現在の経済の枠組み、お金の流れを知ることは
世の中では何が必要とされているかを知るのには適していますが、

過去のビジネスの固定概念に縛られていると、未来が見えなくなります。
知らず識らず「過去に来たチャンスを待つ」という過ちを犯しているかもしれません


成功した人の習慣を真似をして、いいところを取り入れると自信がつきますが
その人を忠実にコピーしようとして、あなたの良さ、本当の才能を殺しているかもしれません

本当にこの時代の、この場所に立っているあなたにしか気付けないこと、成し得ないこととは
なんでしょうか。

それに答えるには

「あなた自信が誰の手も借りずに蓄積できるものを考える」

「あなた一人だけが気づき、信じてあげられるものを信じてあげる」

この2つの実践だけです。

あなたが「自分で考える」ことでしか、それはわかりませんね

 

誰の手も借りずに蓄積できるものは、あなたが0から生み出せるものです
そして、
あなた一人だけが気づき、信じてあげられるものとは
まだこの世の中で、だれも言葉にしていない価値のことです

これは案外難しいです

一方で

評価される、すでに整っているシステムから評価されるのは、イメージしやすいです

すでに整っている社会システムを支持し、支配している人から、

良い子だね、良い子だね、と褒められることです。

それは、お金です

お金とは、本来異なるはずの、他人の価値観と価値観とを、

信頼できるように繋ぐ役割を形にしたものです

また、すでに整っている権威という意味では、常識があります

今日常識と言われている科学的知識というのは、

ある自然現象や物体の動きに対して、問いや疑問を持った人が

コントロール可能なプロセスによって、何度も繰り返してその現象を再現できる手法に基づいた

他の人の理解力と理解力とを繋ぎ、信頼できる説明を成し遂げた、法則と呼ばれる仮説群のことです

それによって、生活空間が出来上がり、そこで与えられた物を使いこなすことが
生活と呼ばれるようになりました

外に現れた価値を、あなたの価値としなさい
外に現れた理解力を、あなたの理解にしなさい

私たちは、大人になるプロセスで、そう言われ続けてきました。

ですから、子供から大人になるということは

自分で考えるのをやめろ、やめろ

と言われ続けて
自分で考えることを諦めるという

作法を受け入れることなのです。

もしかすると、
頭の良い人って、諦めが早い人のことを言っているのかもしれませんね。
もしかすると、
頭の悪い人って、違う価値観や、違う世界に生きている人かもしれませんね。


大事なことは、あなたが、そこで
ちゃんと自立しているかどうかです

自立とは、手に入れた成果が
あなたが望んだものであることです

市場を支配する方法とは、
自立したビジネスを構築することです


価値あるセールスレターが書けるコピーライターになるためには
あなた自身が、活き活きとした言葉遣いができるようになることです

そして、活き活きとした言葉遣いができるということは、
あなたがあなたの人生を、活き活きと生きているということです

活き活きと生きているということは、
誰の評価にも影響されずに、世界と人間に信頼を持ち続けられることです

自立していることの証明なのです

ですから、情報発信者になりなさい!とか
自己表現できるようになりなさい!

とか言われていることの本当の意味とは

生まれてからずっと
市場という他人の思惑に影響され続けているあなたが、

唯一自分で考えられる
自立した自我を獲得するためなのかもしれませんね。


私は
情報化社会で自立した個人であるには、
すべての人がコピーライターであって欲しい、と思っています。

https://www.naturalsuccess.jp/XJrCopywriterSchool/enter/#FslA4T

こうやって書いていると、気持ちいいです
信じてくれなくてもいいですよ笑

今日もお読みいただきありがとうございます



史上最強の勝負師

ビジネスマン列伝の日です

ビジネスで大切なのは、勝負師の心のように思います。
心理学の深いテーマにはいると思うんですが、
本来ビジネスとは戦場でいかに生きるか
なわけです
判断力や、行動力、企画力、
そこに見え隠れするのは、スーツ姿のスマートな立ち居振る舞いの背後にある野生的な荒々しさ
勝負強さのように思います。


今日は升田幸三を紹介したいと思います。
将棋の世界では知らない人がいないでしょう
昭和中期の男性なら誰もが将棋を指した時代
さらにレベルの高い指し手のなかで、名人位、王将位、九段位を独占しました。

f:id:copywriter-jyuusyoku:20170603225330j:plain

遠慮のない、思った通りのことを話す人として
とても個性的な魅力のあり、評論や俳優としても活躍しました。

「世の中のすべてを将棋盤を通してみる」

これが、升田さんの物の見方です。

どんなお金持ちでも、影響力のある政治家でも、
升田さんは遠慮がなかったといいます。

エッセイでいろいろなエピソードが紹介されていますが

とにかく当時
財界や政治界、文芸界の大物は、囲碁将棋を愛好していたのだなと
驚かされます

野村證券の会長 奥村綱雄さんや
東大の学長であった安倍能成さん
朝日新聞永井大三さん
日本触媒の社長、八谷泰造さん
警視総監で議員の原文兵衛さん
三菱電気の会長だった関義長さん
HONDAの本田宗一郎さん
小田急会長、全日本商工会議所会頭、日本航空顧問
そのほか名だたる文豪、豪傑たち

将棋を指すことは、
日本の経済急成長期の人物の共通のたしなみであり、娯楽であり、教養でした。

そんな将棋はそんな社交場の役割も果たし、升田さんも彼らの指南役として
ビジネスの重要な場所によく呼ばれていたようです。

「人を見るには、その勝負に臨む心構えをみる」

勝負師としての将棋指しは
一人一人をよく分析しています。

勝ったときの態度や、負けた時の態度
攻め方、守り方
王の囲い方、駒の使いかた
伝統的な布陣をするか、独創的な創発を目指すか

その人の指し方から、生まれ、育ちや、環境がどうだったかを論じ

第二の環境で、どうやって才能が引き出されるか
臆病さを大切にしているか、負けから何を学んだか
までの鋭い批判をしていきます

例えば、こんな分析があります

プロが戦略を駆使して、効果ある戦いを進めるためには
精神的要素としては、若さ、企画、執念、の3つ
技術的要素としては、瞬間的判断、確認の2つ
が必要だそうです

若さということのなかには、情熱、発想、着想の新鮮さ、というものがあります

将棋指しのプロに最も求められるのが、執念です
執念があって、一番の財産である記憶が伴ってくるといいます。

全ての対戦を記録し、整理し、勝因と敗因を分析しているのは、この執念という感情の力です
その感情の力が、記憶が持続させるのです

さらに、記憶を分析すると4つあります

類似したものを発見する、思い浮かべる、想像する、そして推理を働かせる
という4通りです。

この4通りを十二分に発揮するのは、やはり執念です。

「創作のための自信を磨く」

当たるはずだという信念をつけさせるのが、何より大事だといいます

オイゲン・へリゲルさんの「日本の弓道」でもありましたが、
簡単なこと、身近な的に当てるところから徐々に訓練させます

的の1センチ前から当てていくのです
素人ですら馬鹿にすることを
真面目にやっていくのです

そうした誰でもできること、確かに成功したことを積み重ねていって、
だんだん距離をとり、実践同様に的も動くものに変えていく

そうすると当たりづらくなるけれども、
これまで確かに当たった経験と自信が、当たるはずだという信念となって生きている

そして、当たるための工夫ができるようになります、
それが創作につながる土台です

実践を先取りするようになったら、その創作はプロの域にはいっている
だから、創作はそういった自信をつけさせるところから始まると升田さんは言います。

プロの技術的要素の第一は、瞬間的判断です
瞬間的に、いいか悪いかの判断ができなければ、
今は待つべきだとか、あそこは左に重点を置くべきだ
とか、戦略を決定できません。

その瞬間的判断はどうやって養うかというと、
全体のバランスの悪さに気づくこと、だそうです

バランスの悪さに気づいたところで、その危機意識がカンを生み出すといいます

それから、勝てる!という閃光のようなひらめき、も生まれてきます
そのひらめきを裏付けることを、読み、といいます

裏付けのないひらめきは読みにはなりません。

そして、裏付けのある読みは、経験とともに掘り下げられて確認となります

上位の勝負師、打ち手には、この確認の確かさがあります

テレビ対局で、名人が4段の人とやって、勝負がわからないというのは
この確認の時間が足りないからです

いかがですか?

勝負師には、戦士としての生き方の根本が磨かれているという印象を受けます

一手一手という、行動の一つ一つにマッタが効かない分だけ

ビジネスよりもシビアかもしれません
そんな要素を磨いていくことで、
あなたのビジネスが、人としての器の大きさが
徐々に磨かれていくのではないでしょうか

コピーライティングは言葉の勝負師です
勝負のカンを鍛えるための、
あなたにふさわしい鍛錬方法が見つかるといいですね

https://www.naturalsuccess.jp/XJrCopywriterSchool/enter/#FslA4T

今日もお読みいただきありがとうございます

 

座っていることを忘れる椅子

 

一日中座っていて疲れない椅子

 

それだけではなく、座っているだけで生体機能を整える椅子

f:id:copywriter-jyuusyoku:20170531082232j:plain

そんな椅子があるのかと思いました。

コピーライティングの仲間内で静かなブームになっている
アーロンチェア

人間の身体に隠された構造を読み解き、

意識することなく快適なポジションを手に入れられる

その性能や使い勝手の良さなどを
何度もなんども聞いていると
いつかアーロンチェアに座って仕事がしたいな

と思うようになるものです

作業を中断しなくていい、座っていることを忘れるなんて

禅の境地かなにかのような謳い文句です


背もたれがメッシュ構造なのに加えて
座席部分もメッシュ構造です

硬いハンモックに座っている感じでしょうか
骨盤を圧迫しないで済みそうです

前かがみになったり、リクライニングしたときも
椅子が姿勢の変化に合わせて、
ナチュラルに身体をサポートしてくれます

お尻を柔らかく包み込んでくれるので、
腰痛にならないそうです

首の固定ができるヘッドセットも
オプションでつけられるそうなので
頚椎などの保護もできますね

血流の循環がいい状態を維持できて
椎間板への酸素を供給など
生体機能の活性化を促してくれるようです

 

いい椅子に腰掛けて、痛みを忘れて没頭できると

イデアがよどみなく出てくるそうです

ものは少ないほどいい
という基本姿勢ではありますが

世界最高峰と呼ばれる椅子に座って
仕事ができる日がきたら
いいなと思います

https://www.naturalsuccess.jp/XJrCopywriterSchool/enter/#FslA4T

今日もお読みいただきありがとうございます