copywriter-住職’s blog

copywriterをやっている住職のブログです。

フォックスコン

f:id:copywriter-jyuusyoku:20180607083130j:plain

f:id:copywriter-jyuusyoku:20180607083044p:plain

今日はビジネス上の人物を紹介する日です
2016年にシャープを買収したことでも有名な
鴻海ホンハイ という企業の創業者である郭台銘さんです
1974年に台北郊外で創業した町工場が時価総額4.4兆円規模の世界企業に成長するには、並大抵ではないことがあったでしょう。
彼の創業時の回顧録にはこうあります

https://www.xschool.is/JrA_Sales/?vid=ImoG6A7V3Z
銀行から資金が借りられなくて、政治的な援助もまったく受けられない困難そんな状況にあって
才能のある人材は無理をしてお金を出して招聘してみても、だれもそんな会社に来ようとはしてくれなかった。
今日わたしたちが 見るような中小企業が置かれた立場とはなんらかわるところが なかった。
しかし20年後を見てみると、鴻海系はIT業界を縦に貫き束ねる存在だ。
今日私たちが牛の毛ほどに見える小企業が、皆だいたい同じような環境で
同じような立場で悩んでいることが、3年から5年のスパンで見てみるとどうだろうか
また3年から5年のながさであまり目立った差とはならなかったとしても、10年ではどうだろうか。
これらの小さな企業が大きな企業になるにはどのくらい残っているか
その間には何が大きな主要な作用を果たすだろうか。
少なくとも創業35年
郭台銘は34年間毎日15時間は働きづくめだった。

2008年鴻海は金融危機と経済低迷の時期に際しての挑戦として
郭氏本人が59歳で再び現場に15時間立ったそうです。

そして新たに3つの産業領域でインキュベーションを整備し
そのまま5つの会社を創業してしまいました。

必ず小さいところからテストする
カマキリのような生命力
1974年に24歳のときに郭氏は数人の友人と共に企業しました。
系列の一つは染料を扱っていたそうです。
その染料の原材料の価格が高騰し、
経営が相当困難になりました。
仲間は全員一致でその会社を放棄することに決定しました。
しかし、郭氏だけがノーと言いました。
そこで自分でお金を別に借りてその会社を買い取ってしまいました。
それがフォックスコン帝国の始まりだそうです。
最初はその会社のもっていた技術で電子部品を作っていました。
しかし、すぐに問題に突き当たります。
工場の技術度は、どれだけ優れた技術者に指導させるかにかかっているということでした。
郭氏はようやく集まってきた資金を投資してまで精密危機の金型を手に入れるべきか考えました
当時お隣の中国の経済が大躍進を始め、
多くに起業家は中国経済にとびこむことで活路を見出していました。
そして、土地や物資を溜め込んで、売り込むチャンスを狙っていました。
他の起業家の真似をして、中国の企業相手に確実な投資をするか、失敗するリスクを負って自分の事業を軌道に乗せるか
そこで悩みどころでした。
結局郭氏は投資案件を断念して、自分の事業を選択しました。
工場に投資し、新設備を引き入れ、
信頼できる工員と生産ラインの確立に努めました。
お金はどんどん流れていきます。
常に「これでよかったのか」との自問自答がありました。
結局
そのような最新の金型と技術が算出できることが条件となり、
すぐさま大手10社の業務提携を結びます。
それからも自らの報酬はすべて会社につぎ込むという当初の方法を繰り返し、1984年はアメリカのある企業のノウハウを手に入れます。
グループ全売り上げの10パーセントを費やしました。
それだけではなく、続く数年でスイスの企業とも同じような提携をして、日本人の顧問を招き、精密機械技術を確実なものとします。
当時の総従業員は1000人足らずでした。
郭氏は惜しみなく海外に工員を留学させて、技術を習得させ学ばせたのです。

学習力とは 

大きな変化の中で、最初の変化を見逃さないこと

彼は精神的なタフネスと、それ以上に強靭に学習する人です。
まずは実践を通して
業界の行く末と同業者の行く末を常にジャッジする能力を磨いていました。
工場を管理するのと同時に郭氏は顧客と交流することを最重要視していました。
1983年に鴻海は日本の設備を丸々輸入して
正式にpcの部品、アクセサリーの領域に参入します。
毎年20パーセント成長を果たした安定期を記録しました。
その5年後には1000名の工員と2.5億元の収入を手にし
ここで中国大陸への投資の機会を観察しはじめます。
深圳の土地と人材資源を巧みに活用し、
鴻海の最重要生産基地としたのです。

今やアップルの世界的シェアを次々と奪い
ネット設備の供給者としては世界最大となりました。
ソニープレイステーションの発注も
ほぼ独占しているそうです。
徹底した合理化が行われてきた結果なのでしょうか。

https://www.xschool.is/JrA_Sales/?vid=ImoG6A7V3Z

今日もお読みいただきありがとうございます