copywriter-住職’s blog

copywriterをやっている住職のブログです。

気晴らし機能

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気晴らし機能
 
今日はXーjrコピーライターA級レベルの第6話を聞いて
実践したいと思ったところをシェアする日です。
 
僕たちの人生に訪れる時間は大きく分けて
外の世界への基本的反応
才能を発揮する時間
気晴らしの時間
です
 
今、自分の過ごしている時間が
自分の感覚にとって当たり前に過ごしている時間か、
社会から必要とされている仕事を果たしているか
そのどちらでもない気晴らしの時間に使っているか
 
あまり意識して配分していないように思います。
居心地のいい気晴らしの時間を
無自覚に繰り返していることで
人生をどうやって台無しにするか
 
それが心理機能のタイプ別に分けて
それぞれのタイプの人にとって
どうやって現れてくるか
説明がありました。
 
気晴らしとはサンクコストに似ています。
サンクコストとは埋没費用と言います。
ファイナンスや経済でよく使われる言葉ですが、
お金や労力や、精神的な力を集中してつぎ込んできて
そのコストに見合った結果をどうしても回収できない事です。
Sunkとは沈むという意味であり、沈んでしまって取り返すことのできない状態であることを示しています。
 
受験勉強すでに努力してきたことや、将来に向けていい夢を見るために投資したお金や
居心地のいい人間関係だったり
その夢や妄想を手放すことが出来なくて
過去にこだわり続ける姿勢を
僕たちは選択しがちです。
 
過去のサンクコストを惜しむ気持ちが
折角の自分の才能を伸ばす行為を選択させなかったり
新しく友達になった人との出会いを最大限に活用出来なくさせたり
今目の前で起こっているチャンスが目に入らなくなります。
 
勇気ある撤退を選ぶときに
とっても邪魔になっている精神状態が
気晴らし状態です。
正しい認識、判断をさせなくしてしまいます。
 
今の自分にとって、
すぐに思い浮かぶ理想って何でしょうか?
 
こうなったらいいなと思う生活
才能を発揮している自分を
思い浮かべてみてください。
 
それはほぼ間違いなく
僕たちの心理に備わった気晴らしの機能です。
 
自分を成長させない時間
人から感謝されない時間
社会的に成功できない時間
を過ごしています。
 
もし、結果が出ないなと感じたり
望んだ人生が歩めていないと思えたら
本当の才能を発揮できていない可能性を疑ってみてください
 
誰か他人に足を引っ張られているのではなく、
あなたに才能がないのではなく
 
知らず識らずのうちに
過去に足を引っ張られている可能性を
疑ってみてください
 
今日もお読みいただきありがとうございます

Almost any questions can be answered

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今日はコピーライティングに対しての質問を書く日 です
未来的意味において、コピーライティングとは何でしょうか。
 
・・・とは何か
という定義を問い直してきた歴史は過去に既にあります。
一方で
未来的意義というものを問うこと
それぞれの専門分野で始まっています。
 
コピーライティングとは何か
これにはたくさんの考察とエピソードがなされてきました。
例えば20世紀初頭では
こんなエピソードがありました

クロード・ホプキンスさんがシュリッツビールの広告を担当した時のことです。

売り上げを向上させるための広告文を書くためのホプキンスさんはビール工場に 取材に出かけました

そこで、彼が目にしたのは実際的なビール作りのテクニックでした。

ビールを仕込むための水を確保するために地下深層4000メートルから汲み上げている手間や

ビールを注入する瓶を蒸気で4回も煮沸洗浄している製造過程を目の当たりにしたのです。

手間をかけることを惜しまない職人達の姿を含めて、言葉を選びました。

「生きた蒸気で洗われたビール」

「清潔なビール」 

 というキャッチコピーは

当時の強豪他社と比べて、なんの特色もなかったシュリッツビールを

わずか三ヶ月で州で5番目程度のポジションから全米1位の売り上げを出すまでに

成長させたのです。

それはどのビール会社でもやっていた、現場では当たり前のことでした。

製造方法をアピールすることに、意味を感じなかったのですね。

 

しかし、ホプキンスさんが製造工程を広告で臨場感たっぷりに伝え、

それまで味や濃度、材料の純粋さで勝負しようとしていたビール広告に対して

一転して

 製法へのこだわり、清潔さ、近代的、公衆衛生などの概念を盛り込みました。

既に使い古されていた言葉や狭い戦場を捨てて、新たな価値観を提示して

大衆に広く認知させることに成功したのです。

 

7回熟読するまでは、広告を扱ってはいけないとまで言われた、

ホプキンスさんの著書にはこう書かれています。

通販広告のスペースは、無駄なく利用されている。 

文字も小さな文字が利用されている。

通常に印刷物よりも小さいのが普通だ。無駄なスペースはどこにもない。

これは大きな文字が利益を生まないことを示している。

通販広告には無駄な文言もない。自慢話もない。意味のないおしゃべりもなければ、楽しませようという企図もない。娯楽要素も皆無なのである。

通販広告にはクーポンがついていることが多い。

興味を持った客に何らかの行動を起こしてもらうためだ。

通販広告の広告主は、人間が忘れっぽい生き物であることを知っている。

読み手は、何か他の面白い記事などを見つけて夢中になっているかもしれない。

もしくは、広告と接触後、夢中になるかもしれない。

目を留め、何かをしようと思った人の大半は5分でその決定を忘れてしまうのだ。

通販広告には常に的を得たイラストが利用される。

イラストはそれ自体がセールスマンだ。

通販広告に学ぶべき点が多いことを知るべきである。

 

 

彼は新鮮な目で発見したんですね。

多くの人が気づいていないことを気づいたのです。

「人間が忘れっぽい生き物であることを知っている」

この言葉がとても重要ですね。

広告の世界やコピーライティングには様々な側面があり、

人間の心理を研究した挙句に打ち出されたテクニックが数多くあります

その中でも、今後通用するものは何かを考えたときに

コピーライティングによって人間は発見されるという価値

が指摘できます。

AIよりも「発見する」ということだと考えます。

便利さや価値を発見して、

そのフレームに従って人間はAIの能力を仕込みます。

その能力が価値があるものだと教えるのではなくて

生み出された価値以外のことを教えないからです。

僕たちがAIと同居していくことを恐れるのは何故かということを

一歩掘り下げて考えると、

僕たちがAIと同じように、無感動に生み出されたからです

与えられた情報と秩序の内部だけで思考しているからです。

忘れていた感動を引きずり出すために、

また与えられた情報と秩序を批判する知恵を得るために

コピーライティングは学ばれる意義を有しています。

https://www.xschool.is/JrA_Sales/?vid=ImoG6A7V3Z

今日もお読みいただきありがとうございます。

伝説の女性起業家

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「自分が小さく、影響力のない存在だと思っているなら、一匹の蚊と一晩過ごしてみるといい。 小さくても、その存在が無視できないことに気付くだろう。」
今日は世界的に有名な実業家を紹介する日です。
化粧品業界に革命を起こした
The body shopのアニータ・ロディックさんの紹介をします。
 
ロバート・キヨサキさんも女性起業家のメンターといえばこの人と
リスペクトしていました。

 

The body shopの配送トラックには、「自分の存在は小さすぎて影響力などないと思う人は、蚊と一緒に寝てみれば」と書かれています。

 

小さな蚊がいるだけで人は眠れなくなるように、

どんな小さな存在でも何らかの影響を与えていくことはできるはず

 

というロディックさんの信念を表しているそうです

ロディックさんは社会に第一の関心を持ち続けた社会派企業家として有名です。

 

学生時代に教員免許を取得し、ジャーナリズムの道へ進みます。

そして国連機関で働いたのち核開発に反対するデモに加わったり、

貧困や飢えのための募金活動も積極的に行ったり

そして世界を放浪することになります。

ビジネスの経験がないロディックさんは必要に迫られて起業しました

最初は放浪の資金を売るためのアンテナショップ経営から始まったそうです。

 

放浪で出会ったのが先住民の知恵と生き方でした。

世界各地の農村や漁村で工業化と無縁の生活を送る人々と過ごし、

女性の体のお手入れの習慣を目にしました。

カカオバターアロエベラ、ホホバオイルなど今でこそ

健康や美容に関心のある女性で知らない人はいませんが、

40年前ではまだ知られていないものです。

アメリカではハーブなどを劣った医学扱いしていた頃です。

 

自分の足で世界を渡り歩くことで培った感覚とセンスを活かして

環境に優しい化粧品というコンセプトでコスメティックの世界に

エコロジーという概念を携えて参入しました。

「うまくやるよりもよいことをしようとした企業」

としてロディックさんは世界に影響を与える人となって行ったのです。

ロディックさんは常にビジネスを社会的貢献とのバランスを取ろうとしていました。

企業には世界を変える力があるというジャーナリストらしい考え方で

5つのビジョンを明らかにしたのです。

・化粧品の動物実験に反対する

・コミュニティ・フェアトレード

(関税や国力差などで、品質や労働力が安く扱われることのないような公正な取引のこと)

・女性にとっての自分らしさの追求

・人権尊重

環境保護

 

 

店舗と商品は、環境問題や人権問題に気づいてもらう

意識変革のために存在する

The body shopは社会とマーケットの変化に、

環境保護や政治的問題を持ち込む

壮大な実験場として事業展開しました。

ロディックさんの数々の試みは、EUやブラジルの政府にも影響力を持ちました

動物実験反対や、アマゾン川流域の熱帯雨林を守る活動などの支援キャンペーンなどです。

 

Don't go to business school

亡くなる前年にロディックさんは

イギリスのテレビインタビューでこう言っています

「これから起業を目指す若者にメッセージは?」との問いに、「ビジネススクールに行くな」

「自分の勘に従って、好きなことをすぐ始めることが大事」と答えています

世界を放浪するヒッピーだったこともあるのでしょう。

体制的で支配的なものの考え方が嫌いだったようです。

彼女はスーパーモデルを使って自社製品を宣伝することもしませんでした

「世界に30億人の女性に対して自尊心を持ってもらえる商品でありたい

スーパーモデルの様な体型に当てはまる女性はせいぜい世界で8人くらいしかいないでしょう」

素敵な考え方ですね。

www.amazon.co.jp

 

世の中に対する不安や不満を抱えていたり

アグレッシブな感覚が強くて人間関係に悩んでいる方は

アニータ・ロディックさんの活躍に導きを感じるのではないでしょうか。

自分の心理機能を磨いて、企業への第一歩を進める準備をしてください

https://www.xschool.is/JrA_Sales/?vid=ImoG6A7V3Z

今日もお読みいただきありがとうございます

炎上も考えてみれば音楽のセッションなワケで

 
楽器の製作者に感謝

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一昨日炎上していたツイッターになりました
音楽教育のツールを巡ってです。
音楽教育について言えば、子供をバカにするなということです。ピアニカとかリコーダーとか、子供の頃にやらされますけど、大人で弾いてる人いないでしょう?理由は単純で素敵じゃないんですよ。自分たちが素敵じゃないと思ってる音楽を子供に無理やりやらせてるんで、嫌いになるのは当たり前なんです。
 
山口さんのこの発言を受けて、ツイッターが炎上しました。
 
ピアニカとかリコーダーをバカにするなって意見が多かったですね。
確かにようつべでピアニカやリコーダーの演奏を聞いてみると
プロってすごいなあと思わされます。
 
あと、ピアニカやリコーダーに触れることで実際に音楽が好きになった学生もいるよ!
という意見が多かったように思いますが。
 
ところで、
ピアニカとかリコーダーが学校教育で選ばれる理由は、
学生が平等に触れられる楽器だからです。
他のものを持たせようとすると、コストがかかる
家庭負担が大きいのと、扱いが難しいからです。
 
要は確かに音楽的に優れた感受性を伸ばしている発達時期に
もっと多くの楽器に触れさせてあげたいという
「想い」については
みなさん同じ想いを持っているんです。
 
次世代にもっと創造に対して興味を持って欲しい
その相棒として音楽には演奏というとても自由な裁量がある
多感な時期にもっと大人と一緒に楽しめる音楽や楽器と
触れて欲しいという意見には僕も賛成です。
 
金管楽器は保管に大変ですし、
管楽はリードの交換や、メンテナンスが難しいです。
 
錆びます、カビます、腐ります
 
弦楽は壊れやすく、弦の張替えや湿度にもきを配らなくてはなりません。
 
こちらもボワボワになります、カビます、腐ります
 
購入にお金がかかります。
ちゃんとした楽器ならば7から10万円前後します。
 
それならば親は4000円のサッカーボールを一個与えておくわけです。
 
教育機会の均等という考え方は優しい考え方ですが、
自由な出会いの機会を奪う場合があります。
 
今回ご紹介する商品は、
そんな炎上を救うかどうかはわかりませんが、
ピアニカやリコーダー並みに普及しやすい管楽器です。
サックスフォンは多くの部品と複雑な構造でできています
その複雑な構造を「分岐管」構造と管の長さを縮める蛇行形状を形づくることによって、コンパクトかつ最小限のキーを使用したシンプルな構造を持ってます
サックスフォンに近い音色を奏でられるようになったみたいです!
軽量で壊れにくく水洗いできるABS樹脂製で、どこにでも気軽に持って行くことが可能なんですね。
管楽器の経験がない方でも始めやすいリコーダーのようなやさしい指使いやメンテナンスのしやすさと、管楽器経験者も満足できる吹き心地と音色を持つ、多くの方がカジュアルに演奏を楽しめる楽器となりそうです。
もっと気軽に、もっと自由に、より多くの人が管楽器の演奏を楽しむ
「バーチャルアコースティック(=VA。物理現象を計算でシミュレートする)音源」がデジタル信号処理によって可能になった背景がこの商品を生み出したそうです
音色や指使いなどの特徴を保った状態で構造をシンプル化でき、どこにでも持ち出せてお手入れも簡単、そして安価なプラスチックで量産可能な「分岐管構造」は、ニーズと想いを技術で叶える楽器として
将来のツイッター炎上を救えないものでしょうか
コースティック楽器の多くは物理現象や機能の洗練により現在の形を成しているらしく、デザイナーとしてはその造形に対してあまり手を入れない領域であったようです。
アコースティック楽器に触れて、音で世界を認識する才能を持っている人を
もっともっと才能を伸ばせるようにしてください!
今日もお読みいただきありがとうございました
 

 

与えて感謝される人と、与えてバカにされる人との差

 

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ギブ・アンド・テイク
社会に出ますと、影響力やステータスのゲームが始まります。
 
このゲームに参加することは、その社会に居られる条件みたいなものです。
 
このゲームは基本的に不参加を認められません。
拒否する人は社会に居場所を失います。
もし意識的に拒否する人がいるとすれば、だいたいは別のゲーム、純粋な学問の世界、もしくはスマホゲームとかを始めるでしょう。
その中でもやはりステータスゲームは起こります。
 
すると、人は全てそのゲームの中の役割を割り当てられます。
3タイプがあって
それぞれ行動の見えないところの動機が違います。
 
ペンシルバニア大学の組織心理学者のアダム・グラント教授は
世の中の人々の役割を3つに分類しました。
 
社会的な何らかの価値を
与える人をギバーGiver
受け取る人をテイカーTaker
バランスを取る人をマッチャーMacher
として分類します。
 
 
ギバーは与えてばかりで、テイカーに良いところを奪われてしまいます。
自己犠牲をして燃え尽きます。
ですから、最も成功から遠い人です。
 
しかし、同時に
与えてばかりのギバーの役割を担っている人が、
社会において最も豊かな資産を築いているという事実が
報告されたのです。
 
そこでグラントさんは
同じギバーでも成功から遠い人を自己犠牲的ギバー
現に成功している人を他者指向型ギバーと分けました。
 
ちょっと目先のことだけを考えると、
受け取ってばかりの人が得をするのは当たり前のことです。
 
でも、社会とは相互連関的意思決定のゲームなので
得ばかりしようとしている人は警戒されて
成功できません。
 
結局このテームに染まっていけば染まっていくほど、
プレイヤーになればなるほど、
与えることと受け取ることのバランスを取ろうとする
マッチャーにならざるを得ません。
 
 
この概念の理解で重要なところは、
3者はゲームの役割という意味での分類なので
定義できません
みなさん定義しようとしてますけど、
 
その立ち位置は社会において流動的に常に変化しています。
 
イカーやマッチャーという一見合理的で得するポジションに立とうとする行為が
ギバーとしての自分の本当の資質を殺してしまうところに
このゲームの面白さがあります。
 
 

監修者の楠木健さんが良い総括をされています。「

この3分類は、ギブアンドテイクに対する「意図」の違いに注目しています。

イカーはテイクするための手段としてギブする。

すべては自己利益のため、すなわち「テイク&テイクン」となります。

ギバーはその逆で、ギブするときにテイクを意図しません。「ギブアンドギブン」なのです。

マッチャーはその都度バランスをとるべきだと考え、テイクを期待できるところにギブします。

普通に「ギブアンドテイク」というときに念頭においているのはこのマッチャーです。

僕はグラントさんの研究をこう解釈して見てはどうかと思います。
 
他者志向型ギバーとは
ギブ・アンド・テイク
のレースから抜け出した人です。
 
とても有名な本なので、書評を見ていたんですが、
 
多くの人はこの本の読み方間違ってると思いますよ。
イカーやマッチャーという一見合理的で得するポジションに立とうとする行為が
ギバーとしての自分の本当の資質を殺してしまうところに
このゲームの面白さがあります。
 
自分のゲーム上での立ち位置を確認するツールとして
この本は雄弁で示唆に富んでいます。
 
 

メリットを求める時点でその人はギバーではない

ギバーが成功者に一番近い考え方してますよ
じゃあ、ギバーになるにはどうしたら良いだろう!
って考える人がいたとしたら、
その考え方がテイカーです。
 
成功者になりたくてギバーになろうと思ってるなら
奪いたい根性がミエミエじゃないですか笑
 
社会的立場とは、損得の折り合いをつけていく以上、
ギブアンドテイクの中で生きざるを得ません。
 
ですから、社会に出て損得を繰り返して痛い目を見れば見るほど
マッチャーかテイカーになります。
 
社会的に未熟
自己の社会的ポテンシャルを意識していない状態が
自己犠牲的生き方を与えてしまうのです。
社会的ポテンシャル、つまり他者に影響を与え与えあう存在として自己を認識する
ということです
 
そして、社会的調和可能性に導かれて
資源の管理者として自己の影響力を行使するとき
他者志向性は発揮されます
 
ギバーは今の社会に欲しいものがない人
と言えるかもしれません
欲しいものを人が持って居ないからギバーになれる
他者志向型ギバーは条件的にギブアンドテイクの経済の外に立っています
 
 
誰も貧乏くじはひきたくありません
 
ですから、マッチャーは貧乏くじを引かないです。
ゲームのルールの内部でしか思考しなければ
貧乏くじを引かないのが最善です。
 
そうすると、起こるのは結局
 
パイの奪い合い
 
我慢させる
 
にらみ合い
 
揚げ足取り
 
蹴落とし
 
上前をはねる
 
ミスを期待する
 
失敗を恐れる
 
という事態です。
 
 
ギブ・アンド・テイクのゲームのルールは
社会を閉塞させることになります。
 
ゲーム理論に囚人の法則があります
 
見返りを求め、利益を釣り合わせる思考は
自分の才能の芽を摘んでしまう、損な行為です
 
他者志向型ギバーとは結局、
自然に自分の才能を発揮している人なんでしょうね
 
貧乏くじを貧乏くじと思わない人です。
 
マッチャーやテイカーは一般的な価値観では得をしても
自分の才能を開花させることには失敗する人です。
 
ゲームの勝者になるにはゲームの破壊者たれ
本当の自分の才能を社会におけるポテンシャルとして発揮してください
ゲームから抜け出せます。
 
今日もお読みいただきありがとうございます

これから3年間苦しむ方法

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これから3年間苦しむ方法

 
これから3年間を苦しむ方法があります。
頭おかしいと思われそうですが、
僕はこれから3年間苦しみます
 
ビジョンを持つまでに3年の時間をかけます
 
志半ばで倒れても良いと言えるものに人生の時間を使うことができる
人生を歩むために使命という言葉が作られました。
使命は儒教的な意味も含みますから、ビジョンと言っておきましょうか。
 
なぜ3年間かというと最低でも3年はかかるからです。
そして3年かけて煮詰めて、削り出して、お日様に晒して
そうやって定めたビジョンだから
ブレないものになります。
 
3年という時間をかけて内側に内側に
自分との対話を掘り下げたビジョンであれば
魂レベルに定着するビジョンになります。
 
魂で決めた約束を破ったら
身体が変調を来してくると思います。
理想的です。
身体が間違ったことを始めたら教えてくれるリマインダーになるのです。
 
そこまで掘り下げてコミットメントするのに
3年という時間がかかります。
 
石の上にも3年という言葉が思い浮かびました
そう言えば誰が3年って決めたんでしょうか
 
今日の時代は「早い」です。
情報も実現も達成も設立も理想も早いです。
ファストフードとかに対抗してスローフードが提唱されたように
ファスト社会です
 
ファスト社会は僕たちを弱くするために作られました
 「早い」「楽な」習慣は僕たちを生き物として弱くします
 
早く作られたビジョンはブレやすいのです。
楽をしたくなります。
意味とか意義なんてすぐに変わります。
僕たちは都合のいいことに理屈を繋げることに慣れています。
多くの人は真実を追うという訓練を積んでいないからです。
 
その点、わかりやすい例でいえば、
僕は研究者と呼ばれる人を彼が研究者であるというだけで一般の人より信頼しています。
数学や論理において求理究明に勤しみ、
物理や生物にはデーターの収集に時間をかけている人たちだからです。
 
 
もちろん、彼らのことを無条件に全人格的に信じているわけではないですよ。
学者も経営者も論理に優れている反面感情に弱い生き物です。
そういったところも進化させていくには
また違ったアプローチが必要になります。
 
それは社会的法則に則って利潤を出す経営者に置き換えても
同じことが言えます。
絶えず身をマーケットという戦場においてきた内向的感覚にこそ
信頼できる五感を備えた武士の肉体が出来上がります。
 
99パーセントの人は、時間をかけるべきところに
時間をかけていません。
そして、現実を共有する大切さがわからなくなります。
PDCAサイクルが破綻する理由です。
Plan       :   計画
Do          :   実行
Check    :   評価
Act         :   改善
 
一見正しそうに見えるんですが、結局のところ
PDCAのどれもに(独善的)というカッコが付いて回ります。
 
そこで今回提案したいのがロバート・キヨサキさんが提唱する
BーIトライアングルです。
 
トライアングルの第一歩にビジョンの構築があります。
 
あなたはB-Iトライアングルをご存知でしょうか?
 
使命とチームとリーダーシップの3辺を持った三角形によって
内部の三角形が取り囲まれています。
内部の三角形はピラミッド型になっていて
その上にコミュニケーション
その上にシステム
その上に法律
最上段に製品が割り当てられています。
 
一つのシステムというよりは生命体のような連関をします。
全員が一つの共通した使命を目指して働いている、
複数のシステムの集合体です。
僕たちの社会がキャッシュにおいて成り立っている今日
このビジネスにおける生命観によって
僕たちの生き方が管理されることを意味します。
 
そのためには
この8つの部門をどうやって育てていくか
この8つの部門の優先順位はどうか
この8つの部門の管理者はだれか
について試行錯誤するとともに
8つの部門がダメージを受けた時の
被害予測を常にしておくのです。
人間の肉体で置き換えると内臓器と外臓器と言えるかもしれません。
 
ビジョン、使命について3年の時間がかかります
そしてチーム集めに3年の時間がかかります
そしてリーダシップを試行錯誤していくにも3年の時間がかかります
キャッシュフローの組み立てに3年の時間がかかります
チームの内側のコミュニケーションやお客さんとのコミュニケーション
さらには外部組織とのコミュニケーションなど多角的なコミュニケーションを考察するのに
3年の時間がかかります
そして洗練されてそぎ落とされたコミュニケーションに対してのみシステムが構築されるのに
3年の時間を要します
製品として社会に機能し始める調整に3年です
あと24年かかります
先に実践している人がいるので
不安にはならないです
 
苦しんでいる間だけしか人間は成長しません。
ですから、僕は僕と関わった人に苦しんで欲しいです。
のたうちまわって欲しいです。
 
人から好かれることをやって
人生をエンジョイして
ハッピーエンドが欲しい
とは思わないです。
 
多くの人からバカにされるような生き方をしたいと思います。
 
今日もお読みいただきありがとうございます。

経営がうまくいかないのは非常識じゃないから

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経営がうまくいかないのは
非常識じゃないから
 
 
今日はxーjrコピーライターA級レベル第5話を聞いて
印象に残ったところをシェアする日です。
 
コピーライティングの業界で14年のキャリアを日本と
アメリカその他の国で確率してきた人がいます。
 
僕たちが日本のテレビニュースしか見ていない
今この瞬間にも、
世界のどこかで新たなビジネスモデルを立ち上げ、
それに携わる経営チームを育成している仙人さんには
経営にも独自の考え方があります。
 
経営について仙人さんが語る言葉は
どんな経営者が聞いても新鮮だと思います。
 
経営について学ぶ立場の人がよく聞くはずの言葉、
それは例えば
 
経営者が人格を高めるべきとか
ステマチックとか
円滑化で効率を上げるとか
売り上げ重視とか
お客様第一の顧客満足とか
手段を選ばず手堅く稼ぐとか
職場の環境の整備とか
社員満足とか
優秀な人材を雇うとか
ライバルを意識するとか
各部門の安定成長とか
経営者は自分の事業だけ考えていればいいとか
 
仙人さんの辞書には一切出てこないんです。
 
それどころか逆です
経営者は非常識で非道徳です
ステマチックの追求は結構後回しです
売り上げを予測しません、確信するまで待ちます
お客様は第一ではありません
人の感情は無視します
手堅く稼ぐことよりも手段が大事です
職場の環境の整備は後回しです
社員は不満足です
優秀な人材は雇いません
ライバルを意識しません
企業の成長は安定させるべきではありません
経営者は世界のあらゆることを考察するべきです
 
それでも成功している彼の経営方法の背後には
何があるのか
その秘密の一端が語られた講義でした。
 
過去の成功法則を捨てる
 
仙人さんは過去の成功法則を捨てます
 
一般の経営者にとって、過去の経験や、成功の体験談
経済基準というものを大切にする人は多いです。
 
「何々社の何々社長は、こうやって成功しました。
我々もこうしましょう」
 
これは過去の成功法則に従って成功しようとしています。
色々なことを「事例として」真似します。
先人の言葉を大事にします。
そして、
刻々と変わる
その変化の割合が過去に比類のない現在のマーケットで
これは通用しません。
 
では仙人さんは何を頼りにするのか
それは摩擦です。
過去に成功した人は、何に対して摩擦していたのか
誰と抗争していたのか
何のために抗争していたのか
そして、抗争の結果で何を失ったのかにフォーカスしています。
成功者の摩擦の感覚を頼りにして進みます。
一切の「事例」は、過去のことと言って
真似しません。
 
時代の方向がこうだから
みんなの価値観がこうだから
成功している人がこうだから
 
という考え方を
弱さとして退ける人です。
 
時代の方向がこうだから
これは一見最もな意見ですが、
って実は自分の見識で検証してしている人ってどれだけいるでしょうか。
人の口車に乗ることと何が違うんでしょうか。
 
みんなの価値観が、世間一般にはこうだからっていう人がいますが、
一人一人に実施にインタビューして聞いて見たんでしょうか?
 
成功している人がこうしているから
といって真似しようとしたり、押し付けたりする人が多いですが、
自分や他人の心理機能や適性を知った上で、
それが適切だと判断しているのでしょうか。
 
どんな非難があっても、正しいことは正しいこと
という考えを貫けること
これが経営にとって最も必要なことだと言います。
 
今資金がなくても大丈夫です
今敵だらけでも大丈夫です
今優秀な人材がいなくても大丈夫です
これからしばらくは批判する人ばかりでも大丈夫です
 
人生を賭けてでもやるべき事かどうかを決めてから
それからの一歩が歩めるなら
ビジョンのない状態で人が何歩先に進んでいても
焦らないでいられます
 
ビジネスの世界では皆予定通りにならないときに
どうするかなのです。
うまくいかない時にどう決断するかなのです
 
そのためには未来を先に組み立てる方法が最優先します。
今日もお読みいただきありがとうございます