copywriter-住職’s blog

copywriterをやっている住職のブログです。

共同体意識を持つ人々の集団

f:id:copywriter-jyuusyoku:20180702091447j:plain

 
今日はxーjrコピーライターA級レベル第7話の宿題を実際にやって見る日です。
マーケティングのテクニックには
自分のビジョンを明らかにして、進化していくという仙人さんの持論が展開されました。
 
成熟をステージとして表した考え方はとても興味深いです。
 
ブリタニカ国際大辞典ではこう書かれています。
アメリカの R. L.ノーランが提唱した考え方で,企業の組織論から見た情報システムの発展段階説。
具体的には,成長のプロセスを創始→普及→統制統合構築→成熟の6つのステージに分けている。
自社の情報システムがどの段階にあるかを確認し,無理なく次のステージへと進めていこうというもの。
現在,日本の企業の 80%は統制 (コントロール) から統合 (インテグレーション) の段階にあり,
今後は情報システム全体の統合を図る次の段階──構築 (アーキテクチャー) に進むであろう。
これはアメリカに比べて5年ほど遅れているといわれる。
 
統合という考え方をするには成熟が不可欠です。
 
行動変容に必要な考え方とは
思考発達段階説を踏まえた認識論や世界観であるという深い理解から
ステップアップの理論が提案されました。
 
 
進化のための行動の維持には、行動の直後にあまり高い期待をしないようにする一方で、
自分の行動が、小さくとも効果があったことを実感させるような取り組みを用いることで、
維持のサイクルを促進させることが期待できます。
 
自らが起こした活動による幸福感は持続するのです
 
経済学者であるLoewensteinさんは、こう言います。
 
登山家は大変な思いをしつつ山に登り続けますが、そうすることで自己が存在することの感覚を高めるとしています。
そしてその活動の根底には、人々が自分の活動に意味を見出そうとする動機があると述べています。
登山家は、山に登ることに自分自身の存在価値や生きる意味を見出しています。
そしてひとつの山を征服した後は、別の山を目指します。
そして彼らはそのような人生に幸福感を感じるのです。
 
ここで重要なことは、その活動には自分自身が行う意味がある、
自分の存在には価値があると思えることではないでしょうか。
 
日本を含むアジアの国々では、西洋に比べると自分の意思で活動することに高い価値が置かれているわけではありません。
しかし、上記のように考えれば、誰かのために行動することも、
それを自分が行うことに意味があると思えば、幸福感を高める効果が期待できるのです。
 
社会の道徳が満足された状態を理想とする第6ステージを
幸福のモデルとできるまでのビジネスマンであることを
マーケティングの同意ポイントとして重要視されるところから
今回ステージ6の近くを養うことが
僕たちに期待されています。
 
今回はステージ6の本を10冊購入します。
1、ルドルフシュタイナー 7年期
2、エリクソン 青年の挑戦
3、アブラハム・マズロー 完全なる経営
5、デル・カーネギー こうすれば必ず人は動く
6、アール・ナイチンゲール 人間は自分が考えているような人間になる
7、スワミ・シバナンダ ヨーガと心の科学
8、マルティン・ゼール 幸福の形式に関する試論
9、ドミニク・シュナペール 市民の共同体
10、ヘイドン・ホワイト メタヒストリー 19世紀ヨーロッパにおける歴史的想像力
 
今日もお読みいただき有難うございます