copywriter-住職’s blog

copywriterをやっている住職のブログです。

リアリティとは異質な存在と出会うこと

ビジネスの人を紹介する日です。

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William Swintonさんです
スタンフォード大学で国際関係学を修めた人です。

ファカルティ・デベロップメントについて熱く語る大学教授であり
International Business Studiesを教えています。
専門は社会心理学、社会関係学、国際間ネゴシエーションなどの交渉技術です。

ファカルティ・デベロップメントとは、大学教員の教育能力を高めるための実践方法のことです。
答えのない答えに挑む訓練としての内面の教育と
実際の社会矛盾や困難に直面して思考できる外面の教育とは
今日の学生にとって、果たして有機的に繋がりを持たせることができているだろうか
という問いを発しています。
彼は、常にアカデミックであろうという短いスピーチを
東京のテッドジャパンで行いました。
高級ホテルチェーンからIT、そして金融企業まで、幅広い業種のあまり知られていない部分
自分が属している国際企業との関わりに自覚的になることで
ビジネス・プロフェッショナルとしての訓練をロールプレイングしていく教育現場はどうやって作れるかについて、
彼は大学教育の中にいることを問い直します。
「教育者は自分が快適に感じる範囲から外に出ることが大切です。そして、できるかどうかわからないことに挑戦し続けるというのがポイントです」と彼は語ります。
そんなファカルティ・デベロップメントこそ
大学教育の内部で学生に授業の外の問題がこの場で解かれていることを感じさせる
重要なキーになると強調します。
その場がすでに、異なる背景を持つ人々との共同生活であり、
グローバルなものの見方とは、生徒にとって異質であり続けることからそのエッセンスが伝わるといいます。
教授自身が生徒に対しての絶対的な他者となり、競争をロールプレイングしていく教育環境があるとしたら、
これほどリアリティのある環境はないと言ってもいいくらい
学生を興奮させるでしょうね。
アメリカで有名な人気番組、シャークタンクスタイルを授業でやってみるとか
スマートフォンを課題としてビジネスを立ち上げる思考的訓練など
実用と学知とを繋げる試みは、
大学という場というよりも、
授業カリキュラムというよりも、
もっと僕たちが想像するよりも「異質でヴィヴィッドな教育者」の存在なのかもしれません。

仙人さん最後のビジネスモデル

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