copywriter-住職’s blog

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20年無敗の男が語る危機とは

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ビジネスを語る上で、大事な人を紹介する日です
今日は桜井章一さんをご紹介します
代打ち麻雀の勝負師として有名で、20年間無敗の伝説と呼ばれました
今は麻雀を通して人間力を鍛えることを趣旨とした塾を開き、
若い世代や今の日本の迎える危機を唱えています。
 
勝負師としてのカンを大事にした肉体の磨き方には
定評があります。
 
勝負師として20年間無敗というからには
何が大事なんでしょうか
運でしょうか?
 
実は運を超えたものがあるのです
 
観察力です
 
桜井さんは、人の癖を見抜きます
動き癖というものが、誰にでもあるそうです
心を丸裸にしている、
とまで言います
 
区切りや決まりの中で生きている人間は、
自ずとあるパターンに基づいた行動や考え方を形成して行くようになる。
それが癖になるわけで、その意味で人は、毎日の習慣の中で癖をためているのだと思う、
だからこの世に生きている限り、癖と無縁ではいられない
 
赤ん坊にも癖があるとまで言います
 
例えば、無駄な力みが出てくる場所があります
あなたにも見分けられます
 
それは両手の親指です
情報過多によるコンプレックスや
固定観念から抜けられない時にある時
精神の硬さを露わにするのが
両手の親指だといいます
 
無駄な力が入って親指が反ってくるんだそうです
あらゆるものの本質を見えなくしてしまっている時や
情報や知識を詰め込みすぎた状態で素直さを失って力んでいる時
よく見られるそうです
 
身体の自然なあり方を追求する桜井さんは
400戦無敗のヒクソン・グレイシーとも仲がいいです
ブラジリアン柔術の大家ですね
 
「我々人間はとても賢い動物なので、恐れを感じた時にコントロールしようとしてしまう。それが自然体を失わせる原因になっていると思うんです」

「我々は将来への期待を持っているだけではいけないと思います。「今」の瞬間を受け止める敏感な心を持って、一秒一秒を大切に生きなければいけません。自然の中にいると未来も過去も意味を持たなくなり、その瞬間から力を感じて生きることができるのです」

「戦いの中で私が注意していることはオフェンスとディフェンスのバランス。つまり私は攻めと守りのバランスを取っているのであって、勝つか負けるかというバランスを取っているのではないんです。 戦いの場では、瞬時に敵の気持ちや作戦を読むことが大切。次に何が起こるのか予測できるということは自分が覚醒していることを意味します。迷っている時間はないのです。覚醒するために自分をベストな状態に持っていく。一番大切なのはそこです。だから勝ち負けにこだわってはいません」
 
ヒクソンさんとの対談が数多く残っています。
 
 
群れない生き方を提唱しています
 
「人間の繋がりというものは、肌と肌が触れ合うことで初めて実感できる。
それなのに今の社会で人々は電波を通じて繋がろうとしている。これでは本当の意味での人の繋がりなど実感できるわけがない。人間は生き物、つまりは生物ナマモノでもある。生物は電波の中では生きていけない。もし君が電波の中で孤独に苛まれているのなら、そんな電波からは距離を置き、自然の波を感じるようにすればいいと思う」
 
「寂しさに囚われ、冷たさにも気付かずに世の中の動きに流されてしまう人は、これからの時代さらに増え続けていくに違いない。寂しさが大きくなりすぎると、孤立を避けるために
群れ、の流れに合わせるようになり、なんでもまわりの言うがままとなってしまう。
自分というものを持っていれば、周りの影響をそれほど受けずに済むのだが、今は自分を持っていない人の方が多い時代である」
 
ある意味ご存知の方には伝説とも神とも言われる人です
現代を生きる伝説として
桜井さんの言動から
力の入りすぎて頑なになっている精神や自然体ではない身体について
学ぶところが多いです
ビジネスのカンを実践で養ってきた仙人さんと通じるものがあります
 
 
今日もお読みいただきありがとうございます