copywriter-住職’s blog

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優秀な人から居なくなるジレンマ

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優秀な人から居なくなるジレンマ
 
言葉のM&A
 
M&Aとは
merger and acquisition
です
国境を超えた企業の合併と買収を表した言葉です
merger とは合併や吸収を表す単語ですが
混乱を意味する単語でもあります
僕が仙人さんに質問したいのは、
コピーライティングで混乱を避ける方法についてです
 
コピーライティングでは
様々な売れたセールスレターを学び吸収する技術でもあります
過去にどんな商品が生まれ
それはどのようなセールスレターで運ばれて言ったのか
その運び屋としての才能を求められるのが
コピーライティングです
すると、運ぶことが最優先してしまい
使える技術やシステムはなんでも使う
という節操のない混乱が起こります
 
よくもわるくも、
僕たちの見かけるセールスレターの世界では
企業間の合併吸収を示すM&Aのように
言葉のM&Aが起こっています
主な動機は
「国際競争力をつけるため」
「国内市場競争力強化のため」
「破綻企業再生のため」
 
であれば、当然実際に行われているM&A
全く同様の出来事がセールスライティングの場面にも
出てきます
裏切りです
 
合併吸収には裏切りがつきものです
一部役員と従業員が
疑心暗鬼になるのです
 
なんでもかんでも一緒にしてしまうと
尊重されてないと感じてしまう
そんな
優秀な人から居なくなるのです
 

M&Aは株式譲渡が大半を占めています

オーナーが保有している株式の全部または一部が、別の株主に異動するというだけのことです

基本的に売り手企業という法人に変化はありませんし

中で働く役員・従業員にも直接の変化を及ぼしません。

しかし、多くのケースでオーナー社長の希望を受け、

M&Aののちに比較的すぐに、社長が交代します。

社長が変われば、全てが変化します

環境が変わって、ルールブックと呼ばれる

しきたりや

些細な取り決め

当たり前の文化

といったものが

言葉や形にならないものが

継承されます

 

ベルリンの壁が壊され、東西ドイツが統合された時も

起こったことは

大量の知識人が路頭に迷った

社会的価値観の混乱でした

今までとは違う分野の人たちや

考え方の人たちが乗り込んで来る

このストレスは

疑心暗鬼を生みます

不安感を強めます

自分の居場所がなくなると

思い込み始めると

僕たちは自分の安全を確保するためには手段を選ばなくなります

組織全体の利益とは違った行動を始めてしまいます

 

するとなけなしの信頼を傘に

自分の立場を保証してくれる人たちと繋がろうとします

身売り行為です

裏切行為が起こります

セールスレターで使われている言葉が

身売り行為を行ってしまうと

信頼されなくなります。

レベルの低いセールスレターが巷に満ちています

口先だけの将来へのビジョン

口先だけの顧客満足

これらはみんな、独りよがりの言葉で語られます

 

仙人さんは

セールスレターにとって大切なものは文化だと言います

僕たちが漠然と考えている文化の5パーセントが本当の文化だと言います

会社組織で例えると

一部の経営陣の姿勢です

無用な不安を生まない

危機感を生み出す前に消してあげるのです

役員や社員にとって危機感が育つのは当たり前のことです

事前に彼らの心の中に危機感が増幅する状況を

回避するのです

 

そのためには

日頃から言葉という文化に対して

敬意を払っていなければなりません

コピーライティングの活動を行なっていく中で

自分の言葉を信じていく

これは

経験ですね

M&Aでも優秀な社員を中心としたマッチアップができるには

相当の熟練が必要と言われますが

この心がけを

僕たちは持っていきたいものです

https://www.xschool.is/JrA_Sales/?vid=ImoG6A7V3Z

今日もお読みいただき有難うございます