copywriter-住職’s blog

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伝説の女性起業家

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「自分が小さく、影響力のない存在だと思っているなら、一匹の蚊と一晩過ごしてみるといい。 小さくても、その存在が無視できないことに気付くだろう。」
今日は世界的に有名な実業家を紹介する日です。
化粧品業界に革命を起こした
The body shopのアニータ・ロディックさんの紹介をします。
 
ロバート・キヨサキさんも女性起業家のメンターといえばこの人と
リスペクトしていました。

 

The body shopの配送トラックには、「自分の存在は小さすぎて影響力などないと思う人は、蚊と一緒に寝てみれば」と書かれています。

 

小さな蚊がいるだけで人は眠れなくなるように、

どんな小さな存在でも何らかの影響を与えていくことはできるはず

 

というロディックさんの信念を表しているそうです

ロディックさんは社会に第一の関心を持ち続けた社会派企業家として有名です。

 

学生時代に教員免許を取得し、ジャーナリズムの道へ進みます。

そして国連機関で働いたのち核開発に反対するデモに加わったり、

貧困や飢えのための募金活動も積極的に行ったり

そして世界を放浪することになります。

ビジネスの経験がないロディックさんは必要に迫られて起業しました

最初は放浪の資金を売るためのアンテナショップ経営から始まったそうです。

 

放浪で出会ったのが先住民の知恵と生き方でした。

世界各地の農村や漁村で工業化と無縁の生活を送る人々と過ごし、

女性の体のお手入れの習慣を目にしました。

カカオバターアロエベラ、ホホバオイルなど今でこそ

健康や美容に関心のある女性で知らない人はいませんが、

40年前ではまだ知られていないものです。

アメリカではハーブなどを劣った医学扱いしていた頃です。

 

自分の足で世界を渡り歩くことで培った感覚とセンスを活かして

環境に優しい化粧品というコンセプトでコスメティックの世界に

エコロジーという概念を携えて参入しました。

「うまくやるよりもよいことをしようとした企業」

としてロディックさんは世界に影響を与える人となって行ったのです。

ロディックさんは常にビジネスを社会的貢献とのバランスを取ろうとしていました。

企業には世界を変える力があるというジャーナリストらしい考え方で

5つのビジョンを明らかにしたのです。

・化粧品の動物実験に反対する

・コミュニティ・フェアトレード

(関税や国力差などで、品質や労働力が安く扱われることのないような公正な取引のこと)

・女性にとっての自分らしさの追求

・人権尊重

環境保護

 

 

店舗と商品は、環境問題や人権問題に気づいてもらう

意識変革のために存在する

The body shopは社会とマーケットの変化に、

環境保護や政治的問題を持ち込む

壮大な実験場として事業展開しました。

ロディックさんの数々の試みは、EUやブラジルの政府にも影響力を持ちました

動物実験反対や、アマゾン川流域の熱帯雨林を守る活動などの支援キャンペーンなどです。

 

Don't go to business school

亡くなる前年にロディックさんは

イギリスのテレビインタビューでこう言っています

「これから起業を目指す若者にメッセージは?」との問いに、「ビジネススクールに行くな」

「自分の勘に従って、好きなことをすぐ始めることが大事」と答えています

世界を放浪するヒッピーだったこともあるのでしょう。

体制的で支配的なものの考え方が嫌いだったようです。

彼女はスーパーモデルを使って自社製品を宣伝することもしませんでした

「世界に30億人の女性に対して自尊心を持ってもらえる商品でありたい

スーパーモデルの様な体型に当てはまる女性はせいぜい世界で8人くらいしかいないでしょう」

素敵な考え方ですね。

www.amazon.co.jp

 

世の中に対する不安や不満を抱えていたり

アグレッシブな感覚が強くて人間関係に悩んでいる方は

アニータ・ロディックさんの活躍に導きを感じるのではないでしょうか。

自分の心理機能を磨いて、企業への第一歩を進める準備をしてください

https://www.xschool.is/JrA_Sales/?vid=ImoG6A7V3Z

今日もお読みいただきありがとうございます