copywriter-住職’s blog

copywriterをやっている住職のブログです。

炎上も考えてみれば音楽のセッションなワケで

 
楽器の製作者に感謝

f:id:copywriter-jyuusyoku:20180627090028j:plain

 

 
一昨日炎上していたツイッターになりました
音楽教育のツールを巡ってです。
音楽教育について言えば、子供をバカにするなということです。ピアニカとかリコーダーとか、子供の頃にやらされますけど、大人で弾いてる人いないでしょう?理由は単純で素敵じゃないんですよ。自分たちが素敵じゃないと思ってる音楽を子供に無理やりやらせてるんで、嫌いになるのは当たり前なんです。
 
山口さんのこの発言を受けて、ツイッターが炎上しました。
 
ピアニカとかリコーダーをバカにするなって意見が多かったですね。
確かにようつべでピアニカやリコーダーの演奏を聞いてみると
プロってすごいなあと思わされます。
 
あと、ピアニカやリコーダーに触れることで実際に音楽が好きになった学生もいるよ!
という意見が多かったように思いますが。
 
ところで、
ピアニカとかリコーダーが学校教育で選ばれる理由は、
学生が平等に触れられる楽器だからです。
他のものを持たせようとすると、コストがかかる
家庭負担が大きいのと、扱いが難しいからです。
 
要は確かに音楽的に優れた感受性を伸ばしている発達時期に
もっと多くの楽器に触れさせてあげたいという
「想い」については
みなさん同じ想いを持っているんです。
 
次世代にもっと創造に対して興味を持って欲しい
その相棒として音楽には演奏というとても自由な裁量がある
多感な時期にもっと大人と一緒に楽しめる音楽や楽器と
触れて欲しいという意見には僕も賛成です。
 
金管楽器は保管に大変ですし、
管楽はリードの交換や、メンテナンスが難しいです。
 
錆びます、カビます、腐ります
 
弦楽は壊れやすく、弦の張替えや湿度にもきを配らなくてはなりません。
 
こちらもボワボワになります、カビます、腐ります
 
購入にお金がかかります。
ちゃんとした楽器ならば7から10万円前後します。
 
それならば親は4000円のサッカーボールを一個与えておくわけです。
 
教育機会の均等という考え方は優しい考え方ですが、
自由な出会いの機会を奪う場合があります。
 
今回ご紹介する商品は、
そんな炎上を救うかどうかはわかりませんが、
ピアニカやリコーダー並みに普及しやすい管楽器です。
サックスフォンは多くの部品と複雑な構造でできています
その複雑な構造を「分岐管」構造と管の長さを縮める蛇行形状を形づくることによって、コンパクトかつ最小限のキーを使用したシンプルな構造を持ってます
サックスフォンに近い音色を奏でられるようになったみたいです!
軽量で壊れにくく水洗いできるABS樹脂製で、どこにでも気軽に持って行くことが可能なんですね。
管楽器の経験がない方でも始めやすいリコーダーのようなやさしい指使いやメンテナンスのしやすさと、管楽器経験者も満足できる吹き心地と音色を持つ、多くの方がカジュアルに演奏を楽しめる楽器となりそうです。
もっと気軽に、もっと自由に、より多くの人が管楽器の演奏を楽しむ
「バーチャルアコースティック(=VA。物理現象を計算でシミュレートする)音源」がデジタル信号処理によって可能になった背景がこの商品を生み出したそうです
音色や指使いなどの特徴を保った状態で構造をシンプル化でき、どこにでも持ち出せてお手入れも簡単、そして安価なプラスチックで量産可能な「分岐管構造」は、ニーズと想いを技術で叶える楽器として
将来のツイッター炎上を救えないものでしょうか
コースティック楽器の多くは物理現象や機能の洗練により現在の形を成しているらしく、デザイナーとしてはその造形に対してあまり手を入れない領域であったようです。
アコースティック楽器に触れて、音で世界を認識する才能を持っている人を
もっともっと才能を伸ばせるようにしてください!
今日もお読みいただきありがとうございました