copywriter-住職’s blog

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時間をビジネスする男

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今日はビジネスの人物を紹介する日です。
レイ・クロックさんは、
マクドナルドハンバーガーを全米に、そして世界に展開した人です。
レイ・クロックさんの伝記はハンバーガー帝国という映画にもなっていますので、
みなさんはよくご存知と思います。

https://www.xschool.is/JrA_Sales/?vid=ImoG6A7V3Z

最初、ビジネスを急速に拡大したいレイ・クロックは、堅実に事業を運営したいマクドナルド兄弟と対立します。

マクドナルド兄弟と交わした契約書が足を引っ張っていたからです。

その後レイ・クロックさんは、
会計士のソナボーンさんとの出会いで、
それまでのハンバーガー店舗の
フランチャイズ展開を劇的に変化させるアイデアを手に入れます。

ハンバーガーの売り上げの1.4%では帝国を築けない。土地を取得して加盟店に貸しなさい。そうすれば事業が安定してフランチャイジーを支配できる」
ハンバーガーを扱うバーガーキングやホワイトキャッスルなどのファストフード店のノウハウやビジネスモデルは、別に目新しくなかったんですね。
問題は、どうやって認知させて店舗展開していくか
売り上げを伸ばすかというところにあったようです。

その核になるところはここです。
どこかのサイトで書いていました。

そのサイトで読んでいると、ウィルスに感染しました!とか

表示されました。

みなさんも気をつけてくださいね。

 

1)不動産賃貸をマクドナルドが行う方式
 最初のソンネボーン方式はマクドナルドが土地を賃借しフランチャイジーに手数料を取って貸すという仕組みであった。
1、マクドナルドが不動産会社「フランチャイズ不動産」と別に設立する。
2、次にこの会社がマクドナルドの店舗を立てても良いという土地を持つ地主を見つけ、土地と建物を借り受ける。契約は20年間。
3、「フランチャイズ不動産」がフランチャイジー殿間に不動産取得手数料込みで又貸し契約を結ぶ。

というモデルは普通なんですが
面白いのは時間の概念です。
時間のレバレッジを不動産の概念に入れたところが、マクドナルド帝国の真面目です。

マクドナルドは自動車の大量生産と高速道路計画、GIビル、等のお陰で、中産階級が誕生して郊外型の生活に対応して新興住宅街に続々と進出していった。新興住宅街にいち早く出店することで土地取得コストは大幅に安くすることができる。
 その安い土地でマクドナルドが大成功することで土地の価格が上昇する。そこでマクドナルドは直営店舗で出店し、数年後に売上が一定規模に上がった段階でフランチャイジーに営業権を売却する仕組みを考案した 

 

地域振興を考える政治家の視点です。
ビジネスとしては、乗っ取りビジネスと悪く言われるレイ・クロックです。

彼の人格や人間性はよくわかりません。


しかしながら、様々な人とビジネスを巻き込んで到達した

そのアイデアの泉と結論には、深いものを感じさせます。 

 

マクドナルドの候補地を探すのは、創造欲が満たされる最も楽しい行為だ。候補地に初めて訪れた時点では、そこには何もない。ただ平地しかなく、誰の役にも立っていない。そこに、我々が店を建て、オペレーターがビジネスを始める。そして、50人から100人のスタッフを雇い、ゴミ収集人、造園技師、肉やパンやジャガイモを供給する人々に新しい仕事が生まれる。こうして何もない平地から、1年に100万ドルを生み出すビジネスができるのだ。それが現実するのを目の当たりにするたびに、非常に喜ばしい気持ちになる。
(レイ・クロック自伝 「成功はゴミ箱のなかに」より引用)

 

https://www.xschool.is/JrA_Sales/?vid=ImoG6A7V3Z

今日もお読みいただきありがとうございます。