copywriter-住職’s blog

copywriterをやっている住職のブログです。

あなたの隣の、その人形が、喋り出す

f:id:copywriter-jyuusyoku:20180530091641j:plain

 

f:id:copywriter-jyuusyoku:20180530090416j:plain

喋る人形


ペチャット

面白いものを見つけました
ぬいぐるみを喋らせるボタンです。

このボタンさえつけることができれば、
スマホからの入力で
あたかもぬいぐるみが話しかけているかのように音声を再生できます。

腹話術まで習得して
やってみたかった太郎ちゃん人形との対話がリアルになります。

使用する側の面白さを言えば
ものの視点になり、
三者を装うことができます。

 

思い出の世界に浸る

認知症になったおばあちゃんのケアにも使えます

 

関係性を多様に広げるアイテムとして
ジョークアイテムとしても
本当にイタズラゴコロが刺激されます
関係の多様性を開く可能性に満ちています。

 

役割演技を通して
子供の本心を引き出したり
あらたな表情や考えを引き出したりできますよね

 

ペチャットは、遊ぶ人の創造性とともに拡張するアイテムといえます。

たとえば、ぬいぐるみ以外に様々な「もの」に取り付けて擬人化することで、イマジネーションが拡がり物語を紡ぐ力が培われます。

自由な発想で楽しむことで、日常で過ごすあらゆるシーンが創造的で豊かな時間へ変容していくことを期待しています。

そんな教育者の言も、よくわかります。


また一方で、純粋な子供の頃の自分に戻ってみて
これはどうだろう、面白くも怖いなというのが正直な感想です。

僕も幼い時は、人形が最大の話し相手であり、友達であり、理解者でした。

発達段階のある時期には親よりも近しい存在になります。

意地悪く言うと、
親の立場からは、
親の立場を隠して
異なる関係性を築くことができます。
親にとって都合のいい第三者を介在させることができます。


信頼を勝ち得ている人形の立場を借りて、子供の心を本当に壊すこともできます。


今日、コミュニケーションが不自由になった僕たちは
コミュニケーションを遊びから回復していくのかもしれません。
そして、自然な対話のモデルを見せていくことで

三者になれば、
大人はもっと愛らしく、自分の心にある言葉を表現できます。

本音を言い合うツールとして使えます。

 

突然結論をいいますが

本当の人形とは、

ぬいぐるみでも、太郎ちゃんでも、ロボットでもありません

僕たちの身体、肉体が人形なのです。


タブーがない自由さとは、それだけコミュニケーションの本質を学ばないと危険な時代です。

うまく扱えない人形を生きて行く

便利な道具が増えれば増えるほど
僕たちは、こんなにも簡単に人を傷つけることができます。

ものが増えれば増えるほど、
僕たちは本質を学ばなければ
身を守ることもできません

便利なものに、僕たちは人間関係を回復し
そして人間性を壊されていきます。

危険を学ぶこと

それは愚かさに気づくことです

そしてなんとはなしに無下にしてきた
声なき対話に耳を傾けることです

 

https://www.xschool.is/JrA_Sales/?vid=ImoG6A7V3Z

それがテクノロジー時代に本当に身を守る方法です。

このペチャットですが、あなたにとって必要ですか 身体に取り付けてみませんか?

今日もお読みいただきありがとうございます