copywriter-住職’s blog

copywriterをやっている住職のブログです。

人生最大の危機

人生最大の危機って体験してますか?

人生最大の危機って、いつくるんでしょうか。
病気になった時でしょうか。
経済的に困窮した時でしょうか?

エリクソンという人は、第二の誕生の時が
人生最大の危機だと言います。


今日ご紹介するのは、
第二の誕生の様子を、歴史上の人物をモデルに問い続けた「青年ルター」という本です。


20歳ぐらいからでしょうか。
強い自信や、人生計画をもって突き進んでいても


「本当に、自分はこれでいいんだろうか?」
と悩みが募ってきます。

 

無力感

罪悪感

劣等感

 

両親や先生、周りの期待や、自分の興味
目標設定や競争に時間を使っている一方で、
一息ついた途端にやってきます。

アイデンティティーという言葉、自己同一とよく言われますが、
一体なんのことをアイデンティティーと呼ぶのかなって疑問に思っている人は
たくさんいると思います。


アイデンティティーとは何か、を調べるよりも、
アイデンティティーに悩んだ人たちの人生を取り上げて、
何に悩んでいたのか、人生でどんな出来事が起こったのか、
そして、どんな結論をだして自分を納得させて、
それが社会を変えてしまったのかを辿ってみよう

 

個人がその深い内面的葛藤を克服するための闘いが、
その時代に共通する矛盾や葛藤を乗り越えるエネルギーにあることがある
これがエリクソンの着眼点です。

 

社会を変えてしまうような人は、社会を変えているのではなくて
自分の満足できない想いをなんとかしようとしている人なんだよって言っています。

その結果、社会を変えるような結果になって
案外、歴史的人物は、本人が驚いているのかも知れません。


赤ちゃんとして、この世に生まれた時は
その時代の考え方ややりかたに
かなり積極的に、疑いとか違和感なく
順応したり、組み込まれたりしますが、

第二の誕生を迎えた人は生きかたに悩み、

全面的な方向転換をするまで行くことで、

やっとのことで活路を見出す場合が多いみたいです。

 

 

この第二の誕生を迎えて、
僕たちは成長と停滞の2つの道のどちらかを選択します。

人生の重大な節目を迎えて、個人が重圧に耐えきれずに
成長より停滞の道を選んでしまうと、
社会全体の損失になる

とはっきりいいました。


もしあなたが、自分が何者であるかという問いを諦めてしまうと、
社会全体が活性化しなくなるといわれると、

そんな個人的なことが、、ってびっくりしますよね。

 

今の社会に適応できにくい人こそが、

社会を変革する新しいアイデンティティーを提示できる人

なのです

 

もし、あなたが今、生きづらさを感じている方なら、

是非この「青年ルター」を読んでみてください。

あなたの自己克服は、社会を変革する力となります。

そして、多くの人が待ち望んでいます。

 


介護士さんや、看護師さんや、ソーシャルワーカーさん


セラピストさんや、教育者さんや、弁護士さん、政治家さん

 

人の悩みに関わる全ての職業が、何のために必要なのか


実際にしているのは、何かというと、


心の停滞から成長にスイッチをいれることかもしれません。

 

お互いのアイデンティティーの悩みに寄り添うことが、
社会を働かせるエネルギーを本当に生み出すとても大切な仕事です。

 

世の中に優れた才能を発揮するために
僕たちがどうやって自分の壁を乗り越えるのかな

アイデンティティーの悩みとしてそれを描き出した作品が
青年ルターです。

エリクソンは「あらゆる子供の中に新しく生まれた
無力感と希望とに直面してはじめて、
成人した人間は生きていること、生きゆくことの実に
重々しい責任を再確認する」といいました。

 

あなたは今、成長と停滞とどちらを選んでいますか?

仙人さん最後のビジネスモデル

今日もお読みいただきありがとうございます