copywriter-住職’s blog

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感謝には王座が用意されている

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王座


 
今日は授業を聞いての質問をする日です
授業そのものに対してはあまり質問がない日です
実はテーマが感謝というとても大きなものなのです
感謝そのものをコミュニケーションとして考えようというのが
仙人さんのプログラムです
 
感謝はとても強い感情で、
感情全体をレベルとして表現したら、トップ5に入るくらいの
エネルギーを秘めているそうです
 
たとえば、どんなに押しとどめても湧き上がってくるような、
憎いとか、恐ろしいとか、怒りなどの激情に駆られていても、
感謝すると決めた瞬間に、すべての心の場所のようなものは
主人を交代します。
 
 
感謝はエネルギーという言い方をされますが
感謝はコミュニケーションという枠組みをそもそも超えているから
語るのが難しいのかなと思います。
 
それ自身が充足的で超越的です。
 
僕たちは経験よりも先に、感謝という感覚に
王座を用意している
かのようです。
 
今回の講義でのポイントは
感謝のレベルや
感謝の質なども視野に含めた構成なので
よく知られたテーマを
新たな発見で聴かせることに苦心しているように思います。
 
僕自身が感謝について思うのは
感謝は感謝を超えているなっていうことです
 
どういう意味かというと
感謝という言葉には
僕たちの思いや定義があって名付けている言葉ですよね
 
条件的感謝だったり
感謝の関係性だったり
感謝がどこからやってくるかなど
 
そういったものを想定することのできないのが
感謝ですね
 
現実と争うことをやめる
 
僕たちは現実と争っているのかもしれません
現実を自分の思い通りに
自分の枠に
自分の理想に
 
あてはめた形ではじめて
認めていますよね
 
子供の時の純真さとはまた違って
そういう心の争いと
現実との間で
どちらにも属していないのが
 
感謝なのかもしれません
 
 
 
 
以前、フランスシスコ修道会のお坊さんのお話を聞いたことがあります
 
人は幸せだから感謝するのではなく、感謝するから幸せになる
 
というタイトルでの短いお話のなか
とても印象的だったのは
 
感謝についての行
 
というものを提唱されていたところです
 
すべての瞬間に感謝を受け取るには
立ち止まり、見つめてから行動すること
だと彼はいいました。
 
奉仕活動としてアフリカにいっていたとき
水を手に入れるのには相当苦労したのでしょう
ヨーロッパに帰ってから
蛇口をひねると水が出てくることに感激したそうです
蛇口をひんるたびに感謝して
電気のスイッチを入れるたびに感謝したと
それだけのことでとても幸せを感じたそうです
 
しばらくして、その感激は治まってきたそうですが
彼は蛇口の近くにステッカーを貼ったそうです。
もちろん電気のスイッチにも
 
使うごとに、自分自身に気づきのスイッチを入れるために
これが立ち止まり、見つめてから行動する
という感謝の行です
 
 
見て、味わって、感じて、触れて、聞いて
与えられているものを感じたら
 
心がオープンになると彼はいいます
クリエイティビティが開かれて、
そして機会への導きが訪れます
 
 
 

 

感謝がどれだけの影響力と
自分自身に与える自信と
多くの人から支持される気高さを持っているかは
体験してみてください
 
僕たちの用意している王座が
たまに主人が現れる程度だったら
もったいないことのような気がします
 

仙人さん最後のビジネスモデル

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