copywriter-住職’s blog

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バイアスゼロ

 

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今日はビジネスの本を紹介する日です。
今日ご紹介するのはゼロベース思考
結構売れている本なのでご存知の方もいるでしょうね

純粋な経済学的思考がゼロです。

何がゼロなの?
というとバイアスです
とにかく僕たちの判断や思考や決断には、
純粋な論理や計算によるよりは、数多くのポロパガンダや思い込み、
優越感などを優先させる傾向にあるよ。
それで多くの場合、決断を誤まってますよ
ということが言いたいらしいです。

例を引きながら、さまざまなバイアスを意識的にゼロにすることで、
成功してきた人物を紹介します。

世界で一番言いづらい言葉

以下の文章を読んで、
質問に答えてください

メアリーという女の子が
お母さんとお兄さんと一緒に海に行きました
赤い車に乗って行きました。
海に着いたらみんなで泳いで、
アイスクリームを食べて
砂遊びをして
お昼にはサンドイッチを食べました。

1、車は何色でしたか
2、昼食にフィッシュ・アンド・チップスを食べましたか
3、車の中で音楽を聴きましたか
4、食事と一緒にレモネードを飲みましたか?

ある研究者のグループが
イギリスの5歳から9歳までの子供たちに出した問題だそうです
1と2は正解率100パーセントだったそうです。
赤い車
とフィッシュ・あんど・チップスではなくてサンドイッチ
3、4の答えは文章には書いていないことです。

でも、76パーセントの子供たちが、はい、かいいえで答えたそうです。

大人の考え方も似たようなものだといいます。

研究者グループは追跡で調査をして
答えられない質問には、わかりません
といってもいいんだよ
というはっきりした指示を与えました。
そうすることで、子供達も
わかりません
と答えることができるようになりました。
僕たち大人ならば、
わかりません
からさらに一歩進んで
でも、調査すればわかるかもしれません
とつなぐことができたら、
対人での印象は大分よくなるはずですね。

だいたい知ってそうなことを見聞きすると
それだけで知らないとは言いづらいものです。
面倒臭がられるとか、相手に対して失礼だとか
でも、そういったところでもゼロになれなくて失敗するケースがたくさんあるんですね。

後半は、物事の客観的な分析方法を紹介します
経済学者の本ですから、本領はこちらにありますね。

サンクコストの誤謬など、耳の痛い話ばかりなのですが、

仙人さん最後のビジネスモデル

今日もお読みいただきありがとうございます。