copywriter-住職’s blog

copywriterをやっている住職のブログです。

自らを客観的に見る

 

自らを客観的に見る
 
今日はアイテムを紹介する日です
 
昔からあるものを見ると、自分を冷静に見つめられる思いがしました。
 

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真面目になれるというか、心の波が収まるというか
 
欲望をコントロールできるシンボルみたいなものが
ありました。
 
それは人体模型です。

理科室とかで見かけると、それなりに怖いです。
 
夜中、真っ暗なところで、人体標本、
皮膚をはがした 人間というか
骨だけの人間というか、
血管むき出しの人間は、結構怖いです。
 
人体の小宇宙とか
そういったテレビ番組とかありますよね。
 
あ、血液ってこんな風に流れているんだとか
脳細胞ってこんな風に死んでいくんだとか
小腸ってこんなに動くんだとか
皮下脂肪ってこんなにたくさんついているんだとか
 
そういった働いてくれている身体を映像で見せられると
急に、しおらしくなるというか
身体の力が抜ける思いをしたことはありませんか?
 
あ、自分のこんな行動や、食生活が
身体をこんな風にしてしまっているのかな
とちょっと反省する気持ちになると思います。
 
昔の人は。肉親の出産や死にたちあったものです。
病院ではなくて、畳の上で
死んでいきました。
 
やはり、知っていることでも、知らないでいることのほうが多いんですよね。
死はだれもが知っていますが、だれも知りません。
 
そして、生そのものもだれもが生きている状態を客観的に知ることは出来ません。
 
そんな厳粛な、神聖なものを、そして罪の意識と生命の可能性感じさせるものが
肉体機関の作用とさらけ出された臓器だったりします。
 
どんな美人でも、一皮むけば皆同じです。
どんな美味しいものでも、単なる脳への刺激です。
どんなに苦しい病症でも、実際に作用しているのは数ミクロンから数センチくらいの大きさの部位です。
 
こういった客観的に自分を知ることのアイテムの一つとして紹介したいのが
 
多種多少な解剖学的構造を性格に詳細に再現している、
医療系専門学校や大学等高いレベルの教育機関で用いられている高品質実物大人体モデル
です。
 
骨格機能モデルの吊り下げ式に靭帯と筋膜の起始停止、脊柱の可動性を備えたモデル
等身大筋肉解剖模型で39のパーツに分解できるタイプとかいろいろあります。
 
 
浅・深層筋、神経。血管、および骨の構造を表しています。
多機能性と学術的な性格さを備えています。
 
自分の何気ない動作が、こんなに細い筋肉で支えられているとか
身体の骨格の歪みを引き起こす姿勢だったり
 
自分の行為が知られてくると、
無造作なことはできなくなるものです。
 
愛着のような感情が芽生えてきませんか
 
それは肉体に対する配慮と
適切な認識を生み出してくれる
もっと言うならば、奇妙で生々しく、
恐れを感じさせるくらいの気持ち悪さ、
グロテスクさを備えています。
 
生身の身体を持っているという現実に引き戻してくれます。
たまには三叉神経とか視神経とか舌咽神経とかを指でなぞってみたりしてみてください
 
甲状腺膜や甲状軟骨や輪状軟骨を取り外してみてください
生を手元に置いてみてください
 
一休さん髑髏を杖に刺していました
生命がちょっと近くなるかもしれません。

仙人さん最後のビジネスモデル

 
今日もお読みいただきありがとうございます。