copywriter-住職’s blog

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コミュニケーションは責任をとれば上手くいく

11月12日トライアル17日目ですね

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言葉

今日は、講義の感想、よし、これはやってみよう、
これはちょっと自分で実践してみようと思ったことを シェアする日です。
コミュニケーションのエクササイズということで、今回は深いテーマと実践のお話でした↓

仙人さん最後のビジネスモデル


教育者になるには、相手よりコミュニケーション能力がワンランク
上でなければならない。
無意識で行っている95パーセントのコミュニケーションはミスコミュニケーションだよということを、
言葉の世界観の理解、環境や一人一人の感受性などを例にとって教えていただきました。

第3講義では、具体的な実践のファーストステップです。
それは、自己主張をする
というテーマです。
コミュニケーションの基礎と言っていいかもしれません。
しかし、自己主張とはなんなのか
どうすればいいのか、
例えば、 相手に受け入れられるにはどうしたらいいのか
相手と衝突したらどうしたらいいのか
そういった不安ばかりがでてきます。

でもコミュニケーションはこの自己主張がいかにできるかにかかっています。
コミュニケーションの下手な日本人にとっても一番痛いところです。
自己主張するよりは、何も言わなくても察して欲しいのが僕達です。
その方が楽です。
衝突した時、責任逃れできます。

え、私そんなこといってないし、、

普通こうだよね、いや、私がいってるんじゃなくてー

他の人はこうだよ、まあ、どうしてもってわけじゃないけど

結果さえ良ければ、主張なんて持たない方がいいんじゃない?

圧倒的にこんな人たちが多い日本という現在
自己主張とはどうやってやるのか
どういう心持ち、マインドセットであるべきか、
その方法が示されました。

その自己主張の有り様とは、責任を取るということです。
責任を取ることで、逆に衝突が、コミュニケーション摩擦が回避できるという観点は目からウロコでした。
みんな、摩擦を生じたくない、
ひとから自分勝手で調和を乱す奴と思われたくないから
責任が自分にないように振る舞うというのに。
実はそのことが逆にコミュニケーションを妨げていた本当の問題です。

理由はシンプルです
責任が自分にないと、自分の心にコミュニケーションできていません。
人と摩擦が起きなくても、自分の心と摩擦が起きています。
人と衝突しなくても、自分の心と衝突しています。
人から嫌われなくても、自分が自分を嫌っていきます。

自己主張とは、自分を許すというプロセスの内側にあるのです。

自己主張には、使用する言葉の上で、自分の理解が深まっていることで
その勇気がでてきます。

自分の心と向き合っていれば、勇気がでてきます。

自分の思っていること、考えていることの
理由や、どうしてそう思うかを伝えることで、
相手に伝わりやすくなります。

そして、最大のメリットは、
自分の主張をすることで、
相手の主張が聞けるということです。

自分が言い終わったら、伝え終わったら
次は相手の話を聞く番

そんなセカンドステップが素直に踏めます。

これって出来ていないことですよね。
多くの人は自分が伝え終わっていないから、
相手の話も聞けていません。

自分の話はまだわかってもらってないと思ってます。
伝わっていないと思っています。

いつまでもハッキリしない話をダラダラしているよりも、
伝えるべきことを伝えて、
相手の意見を聞く
その対話がモーションとして自然にできるようになります


あらかじめ伝えることを決めておくのです。
そして、どうやったら伝わるかを順序だてます。

客観的な状況説明とはこういうことです。

今自分はどういう問題意識を持っていて、

それはなぜそう思ったか

相手にどうして欲しいか

それはなぜそう思うのか

具体的にどうして欲しいのか

いう通りにすることで、相手のメリットは何か

いう通りにしてもらうことで、自分はどうなるかの約束

いう通りにしないことで、相手にどんなデメリットがあるか

いう通りにしないことで、自分にどんなデメリットがあるか

つまり、感情をしっかり伝えるということです。

例えば、お父さんにお酒をやめて欲しい時
「お医者さんの先生が、ダメだっていったでしょ、お酒はもうだめ」

という奥さんが多いと思いますが、
それは責任がお医者さんにありますよね。

まあ、大抵こんなことを言っていても、上手くいかないと思います。
話も聞いてもらえなければ、話のわからん奴だと思われます。
関係が遠のきます。
夫婦関係が冷え切ります。

コミュニケーションとはどうやるか
これを自分に持ってくるのです。
「この前病院に行って、お医者さんから数値とか病気の説明とかいろいろ聞かされたでしょう。
私はその時から、胸騒ぎがして、とっても気になっているの。
小学校の頃私にはおじさんがいてね、いつもお酒飲んでいて
あなたと同じく鼻の頭が少し赤かったの。膵臓癌だって
そのおじさんが、中学生くらいのときになくなったんだけど、
亡くなる時にとっても苦しんで、暴れてね。
背中が痛いって言って激痛でもがき苦しんで
ご飯も食べられなくて
手術もできなくて、痛み止めも効かなくて
周りの家族も大変だった記憶が有るの。

まだ62歳だったらか、残された家族はとっても悲しかったの
せっかく定年になってこれから旅行に行こうねっていって計画いていたのに、行けなくなってしまったし
せっかく掛けていた年金ももらえなくなったし、
娘の結婚式にも出られなくなったし、
東京で板前をしている息子さんの料理も食べられなくなって
そして何よりまだローンの残っている家を手放さなければならなくなって奥さんは大変だったの。

私はあなたとヨーロッパ旅行に行きたいって話したことあるよね
新婚旅行には遠くに行けなかったから、とっても楽しみにしているし、あなたと一緒に広い世界をみてみたいのよ
退職したら一緒に映画を見たり、お庭で花を育てたり
そんなことを今から楽しみにしています。

あなたが病気になったら、私が寂しくなるし、私の老後がつまらなくなって、とっても困ります。
あなたを愛しているから、私のためにお酒を控えてもらえないかしら

あなたがお酒をやめられないのはどういう理由があるの?
寂しいから?それとも仕事が上手くいかなくて気分がふさぎ込んでいるから?

ここまで言われたら、とりあえず無視は出来なくなります。

愛情も伝わります。
そして、自分の愛情にも気づきます。

仙人さん最後のビジネスモデル

コミュニケーションを可能にする理由は案外シンプルなのです。

今日もお読みいただきありがとうございます。