copywriter-住職’s blog

copywriterをやっている住職のブログです。

陰陽の考え方

陰陽の考え方を身につけて
直観力を高める

今日はブックレビューの日です

https://www.amazon.co.jp/“陰陽の考え方-を身につけて直感力を高める-Veggy-Books-勝又靖彦/dp/4906913288/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1509403598&sr=8-1&keywords=陰陽の考え方を身につけて

macrobioticsという言葉をご存知でしょうか。
極小とと極大が引き合い
万物が創造される原理をホリスティックな想像力を働かせることで説明する
感性の理論です。
感性とは一言で言えば、動物的な判断力をつけることと言えるかもしれません。

知らないもの、意識していないものに対するあり方のことです。
現代は他人の経験を学んでいく情報はたくさんありますが、
最後にはそれらから選択し、これだと決める判断は
自分で実践するしかないのです。

音声はこちらから↓

 

現代人にかけているのが感性教育と言われます
フードコンシャスネスという考え方を提唱している品川明先生という方がいます
現代の栄養学では3大栄養素、ビタミン、ミネラルや、ファイトケミカルといったたくさんの知識を勉強しても
実際の食生活で何をどう撮ればいいかわかっていない。
そこで食の感性を磨いて、既存の栄養学を生かそうという考え方です。
実際の授業はかなり斬新な内容です
たとえば、はんぺんや豆腐など色の白いものがいくつか置いてあり、
最初は目で見てそれが何であるか、どう感じるかを書き、次に触ってみて、匂いを嗅いで
最後に食べてみて書くというものです
茶筒のなかにゴマや塩、大豆などを入れて、それを振って音で違いを感じさせるという授業もあるそうです
先生は「子供はものすごく素直で、適切な表現をするけれど、
大人は過去に経験していることで答える」と言っています。
陰陽というのは身体でわかるもので、体験していくもの
冷暖自知の世界です、冷暖は自分で知るしかない、人に話しようがない
陰陽というのはそういう替え方です。

そんな野性的感覚は生き抜く世界、ビジネスで必要なものです
知性というのは、自然と自分とを対立させて自然がどうなっているか調べるという能動的な研究
それに対して感性は受動的です。まったく違うものなんです。
知性は分析的であり、感性は総合的です。
と著者の勝又さんは語ります。f:id:copywriter-jyuusyoku:20171031083108j:plain
ビジネスでは、圧倒的な情報があります
しかし、見方によって偏ったものばかり持ってくるのが我々です
ですから、全体を見通すなんて、まずできていません。
そして、大体の場合、全体を見通す情報が完全に集まっていない段階で
決断を下さなければならなくなります。
確かに偶然の重複に勝手な想像を膨らませるのは科学的には無意味な立場です
しかしニュートン力学が宇宙を時計仕掛けと見るイメージを流行らせたり、
熱力学のエントロピー増大則が宇宙の終末論と重なったり
カオスが合理性の狂気と見えたり、
量子力学の観測がフォーリズムの亡霊を呼び起こしたり、
一見無味乾燥な物理学の原理・法則が時代の文化と共鳴し、

あるいは文化的に覚醒を与えたりという相互関係は無意味とはいえません。
科学における日常言語を通した文化と交流は、理科的には少々不正確でも
互いに刺激のきっかけとなれば有意義なことといえます。
「物事を捉える時に、要素還元方式がいいのか、フォーリズムのような総合的に物事を見るのがいいのかという対立がありますが、自然がどうなっているのかという能動的なアプローチではなく、自分がどう受け止めているのかという受動的なアプローチをすれば、要素還元方式も、フォーリズムも、結局は表裏一体だということがよくわかります
総合とは、部分を全部集めたものだと思われがちですが、いくら部分を集めたって、総合にはなりません。
じゃぜなら、全部集めるといっても、人間が全部をわかっているわけでぇあないですから。
しかしどう受け止めているかということは誰でも簡単にわかります。

現代の教育は知性教育に偏っていて、感性のほうは未発達になっているのではないか
という問題提起が、陰陽をまなぶという感性、直観力の評価といえます。

だいたい人間が失敗する時は、一つのものにとらわれています。
その方法がフィットする時はいいいのですが、失敗したら終わりです。
多重思考を持ち、新しい状況に対応する、縛られない思考
それが感性なのかもしれません。

自ら実践し、決断していくには
肉体面、感情面、精神面、すべてのバランスが必要になります

仙人さん最後のビジネスモデル

今日もお読みいただきありがとうございます。