史上最強の勝負師

ビジネスマン列伝の日です

ビジネスで大切なのは、勝負師の心のように思います。
心理学の深いテーマにはいると思うんですが、
本来ビジネスとは戦場でいかに生きるか
なわけです
判断力や、行動力、企画力、
そこに見え隠れするのは、スーツ姿のスマートな立ち居振る舞いの背後にある野生的な荒々しさ
勝負強さのように思います。


今日は升田幸三を紹介したいと思います。
将棋の世界では知らない人がいないでしょう
昭和中期の男性なら誰もが将棋を指した時代
さらにレベルの高い指し手のなかで、名人位、王将位、九段位を独占しました。

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遠慮のない、思った通りのことを話す人として
とても個性的な魅力のあり、評論や俳優としても活躍しました。

「世の中のすべてを将棋盤を通してみる」

これが、升田さんの物の見方です。

どんなお金持ちでも、影響力のある政治家でも、
升田さんは遠慮がなかったといいます。

エッセイでいろいろなエピソードが紹介されていますが

とにかく当時
財界や政治界、文芸界の大物は、囲碁将棋を愛好していたのだなと
驚かされます

野村證券の会長 奥村綱雄さんや
東大の学長であった安倍能成さん
朝日新聞永井大三さん
日本触媒の社長、八谷泰造さん
警視総監で議員の原文兵衛さん
三菱電気の会長だった関義長さん
HONDAの本田宗一郎さん
小田急会長、全日本商工会議所会頭、日本航空顧問
そのほか名だたる文豪、豪傑たち

将棋を指すことは、
日本の経済急成長期の人物の共通のたしなみであり、娯楽であり、教養でした。

そんな将棋はそんな社交場の役割も果たし、升田さんも彼らの指南役として
ビジネスの重要な場所によく呼ばれていたようです。

「人を見るには、その勝負に臨む心構えをみる」

勝負師としての将棋指しは
一人一人をよく分析しています。

勝ったときの態度や、負けた時の態度
攻め方、守り方
王の囲い方、駒の使いかた
伝統的な布陣をするか、独創的な創発を目指すか

その人の指し方から、生まれ、育ちや、環境がどうだったかを論じ

第二の環境で、どうやって才能が引き出されるか
臆病さを大切にしているか、負けから何を学んだか
までの鋭い批判をしていきます

例えば、こんな分析があります

プロが戦略を駆使して、効果ある戦いを進めるためには
精神的要素としては、若さ、企画、執念、の3つ
技術的要素としては、瞬間的判断、確認の2つ
が必要だそうです

若さということのなかには、情熱、発想、着想の新鮮さ、というものがあります

将棋指しのプロに最も求められるのが、執念です
執念があって、一番の財産である記憶が伴ってくるといいます。

全ての対戦を記録し、整理し、勝因と敗因を分析しているのは、この執念という感情の力です
その感情の力が、記憶が持続させるのです

さらに、記憶を分析すると4つあります

類似したものを発見する、思い浮かべる、想像する、そして推理を働かせる
という4通りです。

この4通りを十二分に発揮するのは、やはり執念です。

「創作のための自信を磨く」

当たるはずだという信念をつけさせるのが、何より大事だといいます

オイゲン・へリゲルさんの「日本の弓道」でもありましたが、
簡単なこと、身近な的に当てるところから徐々に訓練させます

的の1センチ前から当てていくのです
素人ですら馬鹿にすることを
真面目にやっていくのです

そうした誰でもできること、確かに成功したことを積み重ねていって、
だんだん距離をとり、実践同様に的も動くものに変えていく

そうすると当たりづらくなるけれども、
これまで確かに当たった経験と自信が、当たるはずだという信念となって生きている

そして、当たるための工夫ができるようになります、
それが創作につながる土台です

実践を先取りするようになったら、その創作はプロの域にはいっている
だから、創作はそういった自信をつけさせるところから始まると升田さんは言います。

プロの技術的要素の第一は、瞬間的判断です
瞬間的に、いいか悪いかの判断ができなければ、
今は待つべきだとか、あそこは左に重点を置くべきだ
とか、戦略を決定できません。

その瞬間的判断はどうやって養うかというと、
全体のバランスの悪さに気づくこと、だそうです

バランスの悪さに気づいたところで、その危機意識がカンを生み出すといいます

それから、勝てる!という閃光のようなひらめき、も生まれてきます
そのひらめきを裏付けることを、読み、といいます

裏付けのないひらめきは読みにはなりません。

そして、裏付けのある読みは、経験とともに掘り下げられて確認となります

上位の勝負師、打ち手には、この確認の確かさがあります

テレビ対局で、名人が4段の人とやって、勝負がわからないというのは
この確認の時間が足りないからです

いかがですか?

勝負師には、戦士としての生き方の根本が磨かれているという印象を受けます

一手一手という、行動の一つ一つにマッタが効かない分だけ

ビジネスよりもシビアかもしれません
そんな要素を磨いていくことで、
あなたのビジネスが、人としての器の大きさが
徐々に磨かれていくのではないでしょうか

コピーライティングは言葉の勝負師です
勝負のカンを鍛えるための、
あなたにふさわしい鍛錬方法が見つかるといいですね

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今日もお読みいただきありがとうございます