copywriter-住職’s blog

copywriterをやっている住職のブログです。

成功するシナリオの作り方

  

成功するシナリオの作り方
音声はこちらから↓

 
「今、悩んでいることとかないですか?」
 
「あ、ちょっと痩せたいですねー」
 
「なんで痩せたいんですか?今のままで十分健康的じゃないですか」
 
「いえいえいえ、そんなことないんですよ。そう見えるだけです、体が重たくて疲れやすくて・・」
 
「たぶん、仕事が大変で疲れているだけですよ、痩せるなんて大変ですよ」
 
「いや、最近ちょっと背中とか、ふくらはぎもお肉ついてきて、昔の服とか着れなくなったし・・」
 
「大丈夫ですよ、最近は大きい人用の服が売ってますよ、簡単に手に入りますよ、特注しなくても6Lとかありますよ」
 
「いやでも、お金かかるし・・・」
 
「お金は稼げばいいじゃないですか、ていうか、ダイエットもお金かかりますよ、たぶん。
ダイエット始めるよりは楽ですよ。
ダイエットはストレス溜まりますよ。
好きなものとか食べられなくなるじゃないですか。
ダイエットはじめると疲れやすくなって栄養が足りなくなって、病気になりますよ」
 
「友達が酵素ダイエットというのをやってて、、、それだと大丈夫だって聞いて・・」
 
「そう、酵素ダイエットってめちゃくちゃ眠くなったり、だるくなったりするそうですよ
そんな思いまでして痩せなくてもいいじゃないですか、だいたい2、3日食べないなんて出来るんですか?」
 
「いやでも・・」
 
「そもそも、なんでそんなに痩せたいんですか?今のままでいいじゃないですか」
 
「服が着れなくなって・・・」
 
「本当にそんな理由ですか?もっと違う理由じゃないですか?」
 
「え、別の?・・・」
 
「あなたの欲求が果たされる、別の方法があるならば、それをやればいいんですよ
本当は健康や服やお金で悩んでいるのではないでしょう?」
 
^^^^^^^^^^^^
 
上の対話は参考になるかどうかわかりませんが
 ただ単に痩せたいという願望だけでは
本当に”成功するシナリオ”は作れません。
 
環境分析、目標の設定、体系の構築、計画への落とし込み、
 目標管理、シミュレーション、マイルストーンの設定とシナリオの修正
 
そんな言葉だけなら誰もが「うん、うん」と思うのです。
しかし、
 
お客さんの逃げ道を封じ、お客さんに憎まれることを覚悟で
”成功するシナリオ”をイメージしてもらうところまで請け負う気迫がなければ、
この対話が今後価値を生み出すことはありません。
途中で終わります。
 
あなたは、この後の会話をどうやって続けますか?f:id:copywriter-jyuusyoku:20170529184159j:plain
 
もしかすると、こんな対話になるかもしれません。
 
「最近、あなたが幸せを感じるときってどんな時ですか?」
 
「ウィンドウショッピングです」
 
「どんなものをみるのが好きですか?」
 
「洋服とかですね」
 
「その服を身につけたはあなたは、どんな感じですか、 幸せですか?」
 
「そうですね、幸せです」
 
「その服が着られたら、気になっている人が、あなたを食事に誘ってくるかもしれませんね」
 
「え、そんな人いないですよ・・」
 
「そうですか、でも、スリムになったら今より自信が持てますか?」
 
「そうですね、自信はもてるとおもいます」
 
「周りの人を見返してやれるって思いませんか?」
 
「おもいます」
 
「お弁当もコンパクトなのに、お酒も飲まないのに、体も温めてるのに、ストレッチ運動もしてるのに、
なんで痩せないんだろうって思ってませんか?」
 
「そうなんです、努力してるんですけど、結果が出なくて・・・」
 
「あなたの努力を冷ややかな目で見ている、周りの人たちが信用できなくなったりしましたか?」
 
「正直、人の視線に敏感になって、人が信じられないです」
 
「人の視線ばっかり気にしている、自分自身が嫌になったりしましたか?」
 
「そうですね、そんな自分を変えたいと思っています」
 
 
こちらが解決策だと思っていても、お客さんはそう簡単に同意してくれません。
あるいは、そう認めたくないのです。
こいつの言うことなんて聞いてやるものか、と思っているのです。
 
その通りです、解決策や商品の説明はいりません。
 
こんなやつに私の悩みがわかるものか
私の悩みを解決できるわけがあるものかと思っているのです。
 
お客さんが目で対話してきます
駄目出しをしてきます。
 
その必死さは、正しい抵抗なのです。
 
自分で望んでここに来たわけじゃない、
お前の話を聞きに来たわけじゃない、と態度で訴えてきます。
 
そういった感情はすべて目標達成のビジョンを引き出すために必要なのです
 
それはお客さんにとっても、セールスマンにとっても
 
感情は成功のシナリオを作るためには不可欠なのです。
 
そして、成功のシナリオができた時、お客さんの心の中には商品よりも素晴らしい価値が生まれています。
 
一見したところ、相手をコントロールしたり、心理誘導して何かを買わせる手口と似ています。
表面上はとても似ています。
 
心の深いところまで聞いていく心は、悲しみを共にする心です。
その心が、最後には出会いの感謝を生みだしてくれます。
 
 
ベネフィットとは、顧客が具体的に求めているニーズに対する付加価値のことです
 
ニーズは顕在化されていますが、
ウォンツは潜在化されています。
 
一方でソリューションとは、ウォンツをニーズに昇華させ、期待以上の価値を顧客に付与することです。
 
コピーライティングとは、ベネフィットよりも一歩進んで、ソリューションの力を引き出すスキルです。
 
 
今日もお読みいただきありがとうございます。
 

たった一人でアメリカの世論を変えた男

 

たった一人でアメリカの世論を変えた男
 
5月25日
今日はビジネス人物伝です
 
音声はこちらから↓

これは今から111年前に書かれた文章です
 
「将来の国運の大半は、我が国民が一方には今後東洋の最大問題たるべき清国に対し、
 
他方には今後世界の最富強国たるべき米国に対する関係によって定まらん」
 
そして「日本の最も恐るべきところは清国にあらず欧米の諸国にあらず。実に己を不正の地に陥れ、
 
清国および欧米をして正義の側に立たしむるにあるなり」f:id:copywriter-jyuusyoku:20170525120333j:plain
 
「日本の禍機」と題されたこの本は、日露戦争直後に出版されました。
 
著者は朝河貫一、コネチカット州ニューヘーブンのイエール大学歴史学教授です。
 
日本人で初めてアメリカの一流大学の教授となった人として知られています。
 
1909年の時点で世に問われていたこの論考は、日本近代史の結末を予言しているかのような、恐るべき洞察と思いませんか?
 
朝河貫一は1873年(明治6年)に福島県二本松市根崎に生まれました。
下級士族の父は、明治維新によって直ちに職を失いました。
 
しかし、すぐに教員になる資格を得て学校の校長を務めるまでに至り、
少年時代の朝河さんは父親の赴任する学校で学んでいました。
 
中学校には英語での弁論を学び、すでに海外留学への強い意志を抱いていたそうです。
翻訳の仕事や原稿料で学費を工面して、苦学の末
 
東京専門学校に進学後、本郷教会の牧師さんの紹介でダートマス大学へ学費免除での留学を許可されます。
 
しかし、1893年という時代、渡航そのものが大変なことでした。
 
その時朝河さんの青年時代を支えたのは、大西祝大隈重信坪内逍遥勝海舟
徳富蘇峰、といった明治の文豪、政治家の錚々たる顔ぶれでした。
 
この時代の日本人は、人材を育てることへの情熱と献身が突き抜けていました。
そして、人間関係も濃密でした。
 

 

そして22歳でようやくニューハンプシャー州ダートマス大学に留学します。
ホテルの給仕や皿洗いをして生活費を稼ぎ、東洋人と西洋人の違いというものを体に染み込ませる経験は、
日米対比のなかで日本のあり方を考察する姿勢として彼の心に深く根を下ろしました。
 
以後52年、彼はアメリカで孤立奮闘します。
時は日露戦争前夜、そして第一次世界大戦、それに次ぐ太平洋戦争です。
日本帝国主義の冷静な観察者として、着々と歴史学の研究業績を積み重ねていきました。
 
1900年、22歳の時の日記が残っています
「私が日本を後にして、このアメリカという異国の地に来たりて、人類史上の日本の相対的地位を知った」
 
相対的地位の認識、つまり、自己を客観視する視座の形成に生涯をかけて挑戦しました。
 
当時の欧米世界では、日露戦争とはどう映っていたのでしょうか。
キリスト教国ロシアと、野蛮な後進地域アジアの小国日本との戦い」という程度の認識が一般的でした。
 
そんな中で1904年、朝河さんは英文で”The Ruuo-Japanese Conflict”(日露紛争)という著書を刊行し、世論をひっくり返しました。
 
日本側の立場からの日露戦争を解説し、英国や米国で驚くほどの売れ行きを見せたと言います。
 
東アジアの歴史的経緯を冷静に分析し、ロシア帝国主義の被害者たる東アジアの覚醒と、
「覇権なきアジア」の実現を主張する論理性は、
欧米の知識人に強いインパクトを与えました。
 
重要なところは、日本の帝国主義を擁護したわけではなく、
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そもそも東アジア全域が、ヨーロッパや西アジアのような主権の守り方をしてきたわけではないことを、歴史的に証明したのです
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日米開戦は、避けられませんでした。
東アジアに対して帝国主義を選択した日本に対して、朝河さんは失望しましたが、
各界に影響力を持つ学者の人脈に示唆と協力を得て奔走し続け、日本という国家の理解をアメリカに問い、文化財保護を働きかけました。
そしてその後のアメリカに優れた 日本文化研究者を育て続けました。f:id:copywriter-jyuusyoku:20170525123506j:plain
 
 
日本近代史を総括してみて、戦後にはなんと多くの「後追いの批評」が氾濫したでしょうか
結果をみてからの、「間違っていた」という批評です。
 
そして、今日の日本の経済も、「後追いの批評」を続けています。
 
同じく恐怖に支配されているいのです。
 
彼の時代は帝国主義武力衝突という恐怖に
今の時代は資本主義、資源競争という恐怖に
 
歴史の条理を探求することで、世界史の潮流変化を的確に認識して、
「理念」をもって世界史の転換をリードするというよりは、
 
強いものの模倣をすることに振り回され、恐怖に駆り立てられて主体性は言い訳の言葉に消えていくのです。
 
今なお日本は、欧米模倣、米国追従の国際社会への関わり方には、恐怖があります。
 
その恐怖がバランス・オブ・パワーこそが外交の本質であるという「諦めの現実主義」を優先させます。
 
それは過去に生きています。
 
未来のビジョンを的確に持ち、その実現のために転換期を生きるスキル、人間力、世界を納得させる理論を用いた発信力を培うことが
朝河さんが発し続けたメッセージだと思います。
 
時代を読む知恵、主体性を確立し、次世代を生き抜くスキルを身につける一番早い道はこちらです。
 
今日もお読みいただきありがとうございます。

 

覚醒するための薬

5月24日

今日はアイテム・グッズの日です

 

音声はこちらから↓

 

覚醒したり、精力増強したり、
私はハーブや薬草が好きです。

自分で取り寄せて、煎じたり、粉にしたり、砕いたり、油で揚げたりします。

なんか危険なことしてるの?ドラッグ?と思われるかもしれませんが、

にんにくや、ネギや、生姜や、唐辛子のことです!

今の時期は、野草なども摘んで、陰干ししておきます。

私たちは生活に必要な活力を、食べ物からいただいています
そして、食べものの機能を高めるために、適切な調理器具を充実させます。

干したものだと、煮出すのに時間がかかります。
玉ねぎの皮とか、乾燥生姜とかです。

そういうときには土瓶やホーローの鍋を使うのですが、
ついうっかりコンロにかけていることを忘れて、
焦げ付かせてしまいます。

そんなときに、自動で漢方薬を煎じてくれる電動煎じ器があると嬉しいですね。

生で食べてもいいものも、干すとパワーが何倍にもなる成分もあります。

使い道がいろいろあるので、勉強するのも楽しいです。

現代人のほとんどが、過剰な毒素を体内に溜め込んでいるそうです。

もしあなたが、元気が出ない、からだが重い、ぐっすり眠れないなどの毎日を過ごしているなら、
からだに溜め込んだ過剰な毒素のせいじゃないかと、疑ってみてください。

私にとって薬とは、そういう辛い症状を緩和してくれたり、感じなくするものではなくて、
身体に溜め込んだ過剰な毒素を追い出すものです。

本来の身体にとって、気持ちのいい仕事をさせてあげたいです。
排泄経路が詰まっていたら、お掃除しげあげたい、ただそれだけです。
排泄経路は、
鼻、口、尿道、腸、皮膚です

あなたは、これらの機関をちゃんとお掃除していますか?
歯磨きや、お風呂にはいるだけでは出て行きません。
人間の皮膚は4層もあり、さらに汗腺以外の出口があります。

肺の力が弱っていると、鼻や口から出て行かないのです
肝臓と腎臓が弱っていると、尿道から毒素が出て行かないのです
肝臓、胃、小腸が弱っていると、腸から毒素が出て行かないのです
肺や心臓が弱っていると、皮膚から毒素が出て行かないのです

抗生物質、ローション、薬用クリームなどのものを使用しない
添加物の入ったものは口にしない

それだけではなく、各臓器のケアをして毒素を追い出してあげる努力をしげあげると、
ケアされた身体が、判断力や、思考力、記憶力、忍耐力、持続力を生み出してくれますよ

いい仕事をするには、ケアされた身体が必要です

https://www.naturalsuccess.jp/XJrCopywriterSchool/enter/#FslA4T


今日もお読みいただきありがとうございます。

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目に見えない資本主義 ブックレビュー

5月23日

今日はブックレビューの日です

目に見えない資本主義

音声はこちらから↓

 

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ダボス会議などの世界経済フォーラムの国際アドバイザーなど
国際的な場での経営アドバイザーを歴任し、
過去10年間には702社の異業種企業とともに20のコンソーシアムを設立、運営してきた実績をお持ちです。

著者の田坂氏には、お会いしたことがあります。

あるイベントでの90分ほどの講演に立ち会ったのですが、
参加者に講演のレジュメを配った後で
「私の話している間は、レジュメをみないでください」
と言って話し始めました。
「ここにいらっしゃる皆さんと、一人一人の会話をしているつもりでお話ししています。
ですから、皆さんも私と対面している心構えで聞いてください」ということのようでした。
そんな登壇者にお目にかかったのは初めてで、印象深かったことを覚えています。


さて、こちらの著書ですが、経営学を論じていながら切り口が独特で斬新です。
田坂氏本人が、工学博士であり、哲学についての深い洞察をお持ちであることから、
経営者に響く経営者目線ではない話しができるのでしょう。

CSRという言葉を聞いたことがありますか?
Corporate Social Responsibility
企業の社会的責任というこの言葉は、2001年のエンロン社やワールドコム社の事件を契機として生まれた、世界的な標語です。
世界の潮流はISO(国際標準化機構)などの浸透に見られるように、
正当な利潤追求、サービスの信頼性、そして企業の社会的責任へとシフトしてきています。

あらゆる価値が経済活動に集約される今日、経済は一個の生命体としての動きをするようになりました。
文化人類学者のグレゴリー・ベイトソンは「複雑なものには、生命が宿る」という洞察は、複雑系科学という学問を打ち立てる基礎になりました。
この複雑系科学Complexity scienceとは、自己組織化、創発、生態系の形成、相互進化、バタフライ効果
という問題のシステム化を扱います。

ケインズによって放任主義が断ち切られた後の世界経済は、管理の方法を高めてきました。
しかし、ともするとこの人為的な管理は、機械的な、非生命的な価値観を前提としており、
それが生み出したのが、金融工学という怪物だったといえます。

グローバル資本主義が引き起こした経済危機
人間が阻害されるような閉塞的経済運営からの脱却を目指して、世界経済はシフトしているのです。
それだけ、世界経済が連続的になり、相互関係的に影響を及ぼし会っていることが、自明のこととして観測されるのは、
生命体としての進化を前提とすることで可能になりました。

 

これから資本主義に何が起こるのか
という問いに、一番聞きたい形で答えてくれたのが、ある宗教家だったと著者は語ります。
ジム・ウォリス アメリカのキリスト教左派の牧師です。
彼は
イギリスのブレア前首相、イスラエルのペレス大統領らが集っているパネルディスカッションで
こう語ったそうです。
  毎朝、テレビをつけると、CNNのニュースがながれ誰もがこういっている
「この危機はいつ終わるのか」
しかし、私はこれは問いの立て方が間違っていると思う。
我々が問うべきは別の問題ではないか
「この危機は、我々をどう変えるのか」
この問いをこそ問うべきであろう
この危機は、いずれ終わる
しかしこの危機が終わった時、もし我々が何も変わらなかったのであれば
この危機の中で多くの人が味わった苦しみは
すべてが無駄であったということになる


従来のミクロな経営的立場からではなく、世界潮流とマクロという視点から、
一事業主として、これからの資本主義をどのように予測し、波に乗っていけるか
世界経済危機を超えて誕生する新たな資本主義 を説いたのが本書です。

目に見えない資本とは、従来の経済学では扱えない知識資本のことです。
貨幣やインフラという目に見える資本に対して、経済学はその理論を発達させてきました。
しかし、知識、関係、信頼、評判、文化という資本は、3つの特性ゆえに同一の土壌で理論化できません
「所有できない」
「自然に増える」
「形態が変わる」
というものです。

貨幣の流れだけを見ていても、経済はわからない
それよりも、インターネットで起こっていることやトレンドの方が、
経済を的確に把握できるようになってきた今日、
目に見えない資本とは、ますます影響力を持ってきます。

https://www.naturalsuccess.jp/XJrCopywriterSchool/enter/#FslA4T

目に見えない資本を作るスキルはこちらから

今日もお読みいただきありがとうございます。

 

晩御飯のおかずをめぐって口論になり、妻を殺害

 

5月22日
 
実際にレターを書いてみる宿題
 
定年退職のない職業とは?
 
 音声はこちらから↓

 
「晩御飯のおかずをめぐって口論になり、妻を殺害」
 
今から10数年前に、お茶の間を騒がせたある事件があります。
 
事件の内容そのものが、「晩御飯のおかず」であったということが、印象的だったのでしょう。

 

 
 
81歳の被告には、懲役7年の実刑判決が下りました。
 
あなたは81歳という年齢に、どんなイメージがありますか?
 
子供や孫に囲まれて愛情が満ち足りている、いつも笑顔なおじいちゃんだったり、
 
多くの人間関係を乗り越えて来た経験から滲み出る余裕のある優しさ溢れる人格だったり、
 
仕事のスキルや、技術、困難を乗り越えてきた知恵に満ちた、尊敬されて頼られる存在感だったり、
 
堅実に働いて、貯蓄や投資を経た、自信と信念に満ちた経済観念だったり、
 
人生の円熟期って、自分も他人も、それくらいになっていて欲しいですよね。
 
 

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極めて日常的な「晩御飯のおかず」と殺人事件という究極的な犯罪との非日常性とのギャップもさることながら、
 
家庭崩壊という身近な関係破綻と、ストレス社会との関係への議論が巻き起こり、
 
この事件の起こった背後には何があるのか、他人事に終わらない教訓を読み解こうとする風潮が広まりました。
 
想像してみてください
もし、あなたが81歳になった時に、
 
 かつてイメージされていた様な、
 
 愛情と、人格と、存在感と、経済的豊かさと、自分の人生への満足を手に入れていますか?
 
以下を読み進めてもらえたら、81歳のあなたに、これらすべてが与えられる方法をお伝えできます。
 
 
人それぞれの想像をされたと思いますが、中には81歳の自分なんて、想像することなんて無駄だ
って思う人もいるかもしれませんね。
 
社会は変わるし、その時その時で精一杯やっていれば、
手に入ると思っている人が多いかもしれません。
 
確かにバブルと呼ばれた過去であれば
 
 想像しなくても、その様な満ち足りた老後を手に入れられた人もいるでしょう。
 
しかし、現在まだ仕事をしている世代で、こんな人はいるでしょうか
 
 明確なビジョンと老後の計画のなくても、その時が来れば
 
愛情も、人格も、人生を味わう知恵も、経済的豊かさや、自分の人生への満足が
 
手に入ると漠然と思っている人は、よほどの甘い考えの人で無い限り、もう居ないと思います
 
だからこそ、投資信託や、資産の運用、スキル磨き、シニアライフという生きがいの発見、アンチエイジングへと
焦りと不安の数だけやることが増えていき、その不安は止むことがありません
 
生涯勉強とか、最初のうちは格好良いことをいいますが
 
実際には学ぶこと、やることが増えて行くことは、ストレスです
 
実際やってみると分かりますが、混乱してきます
 
あなたにとって興味のあることばかりではありません
 
それぞれの分野と自分の現実とに一貫性が無いので、
 信頼できなくなってきます。
 
慣れない作業を我慢してやります。
生意気な若者に、すぐに追い抜かされて劣等感を感じます
 
そして、どれにどれだけ時間と、お金と、努力をつぎ込んだらいいのか
わからなくなるのです。
 
ストレスが81歳を、妻の殺害に駆り立てました。
 
 
雇用って、そういう意味では楽でしたね。
 
雇用されていれば、様々な保険にもいれてもらえる、人間関係も、とりあえず必要としあっているし、
安定した収入もあります、そして社会の役に立っているという自尊心も満足出来ていますね。
健康面では定期検診もしてくれます。
 
ある一つのことをやっていれば、必要なもの、全てがついてくるという状態です。
 
しかし、雇用には限界があります。
一つには定年退職、一つには会社の運営不振によるリストラです。
 
安定した雇用状態に居続けられないことは、相当のストレスを生むのかもしれません。
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定年退職のない職業
これは生き生きと人生を生きるために、必要となる考え方ではないでしょうか
 
定年退職のない職業とは、どんな職業でしょうか
 
土地を持っている農家さんや政治家さん、とか、お坊さん、芸術家、職人、サービス業、一部の自営業かなあと思いますよね。
割のいい仕事は一部の人が独占していますし、肉体的に衰えたり、
経験がものを言う職業ではあっても、ピークがあります。
どうしても若い人に追い払われたり、限界を感じて諦められていることでしょう。
 
20代、30代、40代と、人生で一番仕事を選べる年代であっても、
理想的な就業が困難な時代、定年退職のない職業なんて想像つきませんよね。
 
年齢や経験を重ねることが、成果の質を高めていく仕事であれば、
それは可能どころか、歓迎されて感謝されて、尊敬されます。
 
それは、コピーライターという職業です。
 
コピーライターとは、一言で言えば価値を生み出す仕事です。
そして、マルクスを持ち出さなくても、資本主義とは、価値に飢えた社会のことです。
 
20世紀は工業化時代と分類されました。
だから、インダストリアルなポジションが雇用と自信に結びついていました。
雇用されるあなたは、生産者として時代から求められましたし、
価値はそのなかにありました。
 
さて、21世紀は物から知財へという、知識情報化時代です。
ここでのあなたは、生産者というよりも、消費者であることを求められているのです。
 
一人でも多くの消費者を増やすために、情報が流れていきます。
しかし、流れていく情報は、まだ価値ではありません。
ですから、情報を価値にしていくことが仕事になり、その価値の関係者こそが社会から必要とされます。
その価値の最先端に立って、資本主義を操作している広告の主人公がコピーライターです。
 
テレビやインターネットに使われる予算だけが何億単位で水増しされている事実は、
知識情報化時代が、この数十年先までも安定した世界観であることを意味しています
 
90年代の構造改革とは、規制緩和と市場優位主義の確率でした。
言い方を変えれば、コピーライターが必要とされるのは、市場優位主義の必然なのです
 
知識情報化社会の報酬を受けとるコピーライターには、社会に影響力を与える序列があります。
アメリカのコピーライター業界では、
 C級、B級、A級とランクアップしていきますが、A級は経験を積んだ高齢者ばかりです。
 
コピーライターは人生経験がそのまま価値になる仕事だからなんですね
パッと出たような、世の中を知らない若者に負けないどころか勝ち続けることができ、
社会に影響を与え続ける、唯一の職業と言われています。
 
なぜなら、人の痛みがわかり、人の欲望や弱さがわかり、そして、人の可能性を信じるという人生経験を、
言葉のなかで活かすのです。
 
コピーライター養成スクールでは、学校などに通うことなく、
あなたの自宅で学べます。
あなたの自宅で心を鍛えるマインドセットを聞き、
あなたの自宅で体調を整えて、ポジティヴな肉体能力を維持するエクササイズを伝授し、
あなたの自宅で起業して、コピーライターとしてのスタートラインに立たせてくれるまでのノウハウです。
 
そして、起業家として生きていくための粘り強さや、自宅で収入を手にするための顧客を見つけ方までも
たった一つの教材で学べます。
 
 
こちらのリンクから、A級コピーライターの実態を知ることができます。
 
今日もお読みいただきありがとうございます。
 

答えを知ってしまうことの、落とし穴

 

エッセンスの落とし穴
 
感じたこと、思ったこと、よしこれやってみようと思ったことをシェアする日です
 
音声はこちらから↓

 
第3話「説得の方程式」ははじめて聞いた時の感動が印象深くて、よく覚えています。
 
 はじめてレターの具体的な書き方のフォーミュラを教えてもらった回だったからです。
 
正直いうと「これさえあれば」って思いました。
 
仙人さんが14年間のコピーライティング実践を経て、
人に教えるためにたどり着いた エッセンスが、スーパーフォーミュラの加点法です。
パワフルな、結果を出せるセールスレターの枠組みを4つのステップの組み立てとして評価し、
 
100点に近ければ近いほど、お客さんに買ってもらえる確率が上がる
という単純化がされている点は、驚くべきことです。
 
その4つのステップには、見ない、読まない、信じない、お客さんを振り向かせるエッセンスが集約されている反面
エッセンスであることの落とし穴があるように思います。
 
正直いうと、スーパーフォーミュラ以外のことが抜け落ちてました

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物事の重要な部分、真髄、本質、essenceという言葉は、「コンセプトを手に入れた気になってしまう形」を持っています。
あまりに集約しすぎていて、理解の満足度があります。
 手のひらに全体像が置けたという実感がある反面、使いこなす努力を軽視しがちです。
 
そのエッセンスにまで落とし込まれた歴史と失敗の経験がなければ、
いいこと聞いた。。で終わってしまいます。
 
その使いこなす努力というところが、これまで自分には欠けていたことを思い知らされました。
 
方程式はそれだけでは成立しません。
方程式を成り立たせる条件を満たして、はじめてそのフォーミュラが意味を持ちます。
 
少なくとも、仙人さんは説得の方程式を成り立たせる条件を幾つかのマインドセットと共に紹介されていました
 
1売り込んではいけない
  
 売り込むのではなく、お客さんの手助けをしてあげるのがセールスだよ、というセールスの基本は、比較的誰にでも知られていることです。
しかし、その理解をレターにまで仕上げるには、聞き込みという訓練が必要です。
ついついお客さんの悩みを俯瞰、総括、代弁したくなります。
気長にお客さんのついている嘘に付き合う忍耐力が大事です。
 
2人はとにかく忙しい
 
人はとにかく忙しいので、断る理由をいつも考えています。
 いつもシビアな目でみられているということです
減点法で見られているということを四六時中考えます。
断られるポイントを先読みして、その都度断られる理由に勝る理由を提示し続けられなければ、途中でそのレターは捨てられます。
常にパワーを注入し続ける感じです。
天秤計りを買ってくださいという理由がやっとわかりました。
天秤計りはフワフワしてますね。
お守りを足していくタイミングが、レターにパワーを注入するタイミングです。
 
早速買い求めて、机の上に置きたいと思います。
 
これだけのことを見直してみても、私はコピーライティングを舐めていたのかもしれません。
今日もお読みいただきありがとうございます。

 

戦士の死

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質問の日です
 
ビジネスの世界で生きて行くためには、戦士である必要があります。
しかし、戦士でありたくないからといって、ビジネスの世界から逃れられるわけではありません。
 
ビジネスの世界とは、選択できない世界のことであり、
避けて通れない世界のことであり、
引き返せない世界のことであり、
 
結局は、自分で認めようと認めまいと、人は戦士として生まれてきていることを
そのことを自覚させられた世界のことをビジネスの世界と呼ぶように思います。
 
音声はこちらから↓

 
戦士という言葉を使ってまで表現したいことは、
何かへの、あるいは、誰かとの闘争ということではなくて、
いつ死んでもおかしくない、死と隣り合わせの自分なのではないのかな、と思います。
 
あなたにとって本当に頼りになるものとはなんでしょうか。
あなたが困った時に助けてくれる人、物でしょうか
あなたは本当に困った時に助けてくれる人、物を見つけましたか?
 
味方になってくれる仲間だと思っていた友人、
 自分を裏切らないスキルだと思っていたもの、
定着した習慣だと思っていたもの、
 不変の真理だと思っていたもの、
自分の一番の得意分野だと思っていたもの、
 自分の理解者だと思って心から信頼していた人、
自分の心の支えになっていた過去の積み重ね、
 毎日コツコツ書きためていたノート、
まだまだ健康で動くと思っていた身体、
これだけは捨てられないと思っていたもの、
人知れず密かに尊敬していた先生、
いくら注いでも惜しくない愛情、
汗水垂らして稼いだお金、
聞きかじったたくさんの歴史的エピソード、
自分の未来を飾るのにふさわしい価値観、
今ここに立っている大地、
頭上に広がっている空
 
 
残念ながら、これらの中から、本当に頼りになるものなど見つかる気がしません。
 
人より多く裏切られて、
人より多く捨てられて、
人より多く苦しんで、
人より多くテストして、
人より多く疑って、
人より多く嫌いになって
 
そんな「より多く」の信じられないもののなかで囲まれて
経験に経験を繰り返して得た判断力すらも、大したことないって気付いて
 
自分よりたくさんの「信じられない」を持っている人の言葉って、
なぜか信じられますよね。
 
「人間は、動物と超人との間に張り渡された一本の綱である。
深淵の上に張られた綱である。
越えていくのも危うく、途上にあるのも危うく、振り返るのも危うく、ぞっとして立ち止まるのも危うい」
 
すべてを疑い、自分を捨てられるのが本当の戦士だとすれば、
戦士は毎日死んで生まれているのでしょうね。
 
「血を持って書け、そうすれば血が精神であることを理解するだろう」
 
戦士にはこうやってなります↓
 
今日もお読みいただきありがとうございます。